セレッソ大阪の魅力は「成功と失敗を繰り返す“かわいさ”」熱烈サポーターのダブルヒガシ・東が熱弁 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

セレッソ大阪の魅力は「成功と失敗を繰り返す“かわいさ”」熱烈サポーターのダブルヒガシ・東が熱弁

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 吉本興業のお笑いコンビ・ダブルヒガシの東が、自身が出演するPodcast番組『はちくちダブルヒガシ』(ラジオ関西Podcast)で、熱烈なサポーターとして長らく応援しているサッカー・Jリーグのセレッソ大阪の魅力について語り尽くした。

ダブルヒガシ東

『はちくちダブルヒガシ』で30回以上続くコーナー「これええで」。パーソナリティーの2人がリスナーの生活を彩るモノやコトを紹介している。この回の担当は東。これまでは封印してきたという「セレッソ大阪」に関するプレゼンをついに解禁。約15分にわたって熱弁を繰り広げた。

 東いわく、「かわいげのあるチーム」だというセレッソ。クラブが1993年に創設されて以降の紆余曲折の歴史に、その意味が詰まっているという。

 東が小学生時代の2000年、セレッソはJ1リーグ戦1stステージで、横浜F・マリノスとの首位攻防戦を制し、次の最終節で勝てば優勝が決まるというところまできた。しかし、ホーム・長居スタジアム(現、ヤンマースタジアム長居)で迎えた大一番では、当時、下位に低迷していた川崎フロンターレに延長Vゴール負け。同日に横浜FMが勝利したことで、勝点で逆転されたセレッソは目前で栄冠を逃し、その試合は「長居の悲劇」として語り継がれていく。

 2005年のJ1でも、最終節のホームゲームで勝てば自力で優勝を決められるところまできた。そのFC東京戦では途中2-1とリードしながら、終了間際にまさかの同点弾を献上。その試合を引き分けたことで、よりによって最大のライバルであるガンバ大阪に逆転優勝を許す羽目に。桜色にそまったホーム・長居は再び涙に暮れた。

 天皇杯でも3度、準優勝を経験するなど、「シルバーコレクター」と揶揄されたこともあった、セレッソ。「勝てそうで勝てない」を繰り返すチームだったと、東はいう。しかも、好成績を残した次のシーズンはうまくいかないことが多々あり、優勝争いをした2001年、2005年、2013年の翌年はそろって低迷。J2降格を経験している。

 それでも、J1に復帰した2017年には、Jリーグのカップ戦、「JリーグYBCルヴァンカップ」を制して、悲願の初タイトルを獲得。埼玉スタジアム2002での決勝戦を観に行っていた東も「さすがに泣いた」。そのシーズンは天皇杯も制し、2冠を達成した。

 こうして失敗と成功を繰り返す「かわいさ」がセレッソの醍醐味だという東は、セレッソの歴史を自分たちに重ねて、「大一番で緊張してしまう」「まるでダブルヒガシのよう」と解説した。

 東は15分間にわたって語ったあとも「まだ20分くらいは、所属していたレジェンド一人ひとりの物語を話すことができる」と、セレッソ愛は止まらない様子。しかし大東は「それはまた、お願いします」とそれを静かにさえぎった。

(ラジオ関西Podcast『はちくちダブルヒガシ』#55 分厚セレッソより)

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