高橋大輔さん、今夏に宇野昌磨らとアイスショーに出演 見どころと今後への思い語る「すごくすっきりした、前向きな気持ち」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

高橋大輔さん、今夏に宇野昌磨らとアイスショーに出演 見どころと今後への思い語る「すごくすっきりした、前向きな気持ち」

LINEで送る

この記事の写真を見る(4枚)

 フィギュアスケーターの高橋大輔さん(37)が、14日、今夏に開催されるアイスショー「THE ICE(ザ・アイス)」大阪公演のメディア向け取材会に登場し、ショーの見どころや、自身の今後への思いなどを語った。

高橋大輔さん(写真:ラジオ関西)

 今年5月、アイスダンスのパートナーである村元哉中さんとともに、競技生活からの引退を発表した高橋さん。「自分のフィジカル面の問題で競技から引退することになったが、エンターテインメントに関わっていきたいという気持ちは変わらない。次のステージだなという気持ちで引退することになり、すごくすっきりした、前向きな気持ち」と現在の心境を吐露。

 今回の「THE ICE」には村元さんとの「かなだい」ペアでの出演が発表され、アイスダンスを披露する予定だが、「その雰囲気を味わいつつ、どんなショーになるのか、すごく楽しみ。出てくるメンバーが若いし、今の時代の子たちが出ていて勢いもあるので、そこに負けないよう、学びながらやっていきたい」と、宇野昌磨、ネイサン・チェン、坂本花織、三原舞依、三浦璃来&木原龍一など、そうそう面々が集うショー参加への意気込みを述べた。

 また、ショーの見どころについては、「若い子、今のトップで活躍している子たちのエネルギーを間近で感じられること。試合以外の、エンターテインメントに特化したスケーターの表現は、そんなに見られないと思うので、そこは初めて見る方もファンの方も楽しんでほしい。すごくエネルギッシュな、絶対に楽しんで帰ってもらえるアイスショーになっている」と、高橋さん。

 ショーのなかで、高橋さんは2019年グランプリファイナル銅メダリストのケヴィン・エイモズ(25)とユニットを組み、スケート靴を脱いで本気のダンスを披露するダンスユニット企画への参加も発表されているが、「そういう組み合わせもなかなかないし、スケート靴を脱いで踊るのもチャレンジなこと。あまり見られる機会もないと思うので、楽しみにしてほしい。スケート(氷上)と陸で、同じ踊りでも足の使い方が違ったりして本当に難しいが、心構えはできている。いろいろ準備してできるかなと思う」とコメント。「身体のポテンシャルは向こう(エイモズ)のほうが高いと思うので、負けないようにしたい。おじさん、がんばります!」と気合いを込めていた。

高橋大輔さん(写真:ラジオ関西)

 取材会では、今後について、「一番はスケートを軸にやっていきたい。アイスショーに出演したり、僕自身プロデュースするアイスショーがあってもいいし、出る側だけでなく作る側にも興味がある。あす死ぬかもしれないので、あまり決め込まずに、エンターテインメントだったり今やりたいことを40まではやっていきたい」と心境を語った高橋さん。「これからオファーがあればソロとしても活動していきたい。それ以外にもいろんなことができるのであれば挑戦していきたい。これから現役のとき以上に厳しい状況は続くと思うが、できることはチャレンジして過ごしていきたい」と、枠にとらわれず様々なことに挑戦する思いも明かしていた。

 高橋さんいわく「僕自身、第二の故郷でもある大阪で(演技を)披露することも楽しみ」という大阪公演は、7月29日(土)に2公演、7月30日(日)に1公演が、大阪市港区の丸善インテックアリーナ大阪で予定されている。夏休み中ということもあり、子どもたちを含めて幅広い層の来場が期待されるが、「とりあえず見に来てもらって、スケートって楽しいんだと思ってもらって、やってみたい子が増えてもらえると、それはすごくうれしい。楽しさが伝わることがすごく大事。子どもたちに限らず、年齢関係なく皆さんに見てほしい」と呼びかけていた。チケットなど公演の詳細は「THE ICE」公式サイトに掲載されている。

高橋大輔さん(写真:ラジオ関西)
LINEで送る

関連記事