今月5日から11日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所あたり3.28人でした。2.89人だった前の週より0.39人増えていて、感染が拡大しています。これは15日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関199か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて653人でした。保健所別の感染者は１か所あたり、神戸＝2.88人、芦屋＝2.67人、伊丹＝3.33人、宝塚＝5.44人、加古川＝5.07人、加東＝3.77人、龍野＝3.38人、赤穂＝5.50人、中播磨＝8.50人、豊岡＝1.38人、朝来＝2.33人、丹波＝1.33人、洲本＝2.63人、姫路＝3.74人、尼崎＝1.93人、西宮＝3.14人、明石＝2.73人となっています。
年代別では、0歳＝0.05人、1-4歳＝0.17人、5-9歳＝0.37人、10-19歳＝0.75人、20-29歳＝0.27人、30-39歳＝0.33人、40-49歳＝0.32人、50-59歳＝0.33人、60-69歳＝0.28人、70-79歳＝0.22人、80歳以上＝0.21人です。15日午前0時現在の兵庫県内の入院患者は239人で、前の週から48人増えました。このうち重症患者は2人です。兵庫県感染症対策課は「引き続き10代の感染者が多く、気をつけて見ている状況」と話しています。
