「ケガが原因の引退を防ぎたい」 トレーナー×元フジアナウンサー スポーツ選手への思い語る | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「ケガが原因の引退を防ぎたい」 トレーナー×元フジアナウンサー スポーツ選手への思い語る

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 元フジテレビアナウンサーで現在はスポーツアンカー、フリーアナウンサーとして活躍する田中大貴氏と、元メジャーリーガーの松井秀喜氏に帯同した経歴もある個人トレーナー・小波津祐一氏がラジオ番組に出演。野球経験者でもある2人が、スポーツ選手のケガについて語った。

小波津式神経筋無痛療法研究会の代表を務める小波津祐一氏(写真左)、フリーアナウンサーの田中大貴氏(同右)

 小波津氏が代表を務める小波津式神経筋無痛療法研究会では、神経へのアプローチに特化した治療法を提唱している。他に類を見ない珍しい治療法に、野球経験者である田中氏と番組パーソナリティーを務める西岡は興味津々の様子。療法名に「無痛」という言葉が入っているように「(治療は)できるだけ痛みを感じさせずに行う」と説明し、神経への治療はごくわずかな力で行うことを明かした。

 パーソナリティーの中田と西岡を含めて、今回は出演者全員がスポーツ経験者。現役時代のケガについて尋ねられた田中氏は、「高校3年生のころに腱板損傷(けんばんそんしょう:肩にあるスジが切れてしまう状態)を起こして、肩の手術をしたことがある」とひと言。

 野球選手にとっての肩は命のようなものだと語り、「『ちょっとでも良い治療法はないか』と、わらにもすがる思いで兵庫県中の病院をまわった」と当時の切実な思いを振り返った。

 学生時代の田中氏の経験にあるように、スポーツに携わる人間にとってケガの影響は非常に大きく、プロの世界でもケガが原因で引退する人は多い。「ケガでの引退をなんとかして防ぎたい」という小波津氏は「別に僕の治療でなくてもいい」と踏まえたうえで、「素晴らしい治療があれば選手のためになる。そういった治療がもっともっと広まってくれたら選手生命もパフォーマンスも変わる」と、スポーツ選手ひいてはスポーツ業界全体にかける熱い思いを語った。

小波津祐一氏(写真中央左)、フリーアナウンサーの田中大貴氏(同中央右)、ラジオ関西『アスカツ!』パーソナリティーの中田仁之氏(同右)と西岡詩穂(同左)

※ラジオ関西『アスカツ!』2023年5月27日放送回より

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『アスカツ!』(ラジオ関西 毎週土曜午後8時30分~)
アスリートに特化したビジネススクール「Athletes Business United(R)(ABU)」学長の中田仁之とフェンシング元日本代表・2大会連続五輪出場選手である西岡詩穂がパーソナリティ。アスリートをゲストに迎えてさまざまなトークを展開する。
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