栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、材料2つで簡単にできる「ニンジンおつまみ」のオリジナルレシピを紹介した。
暑さが増してきたこの時期は、ビールがおいしい季節でもある。ぽんぽ娘も1日の締めくくりにビールを飲むのが習慣化しているそうだが、最近は健康を考えて飲酒に罪悪感があるという。それならばせめておつまみをヘルシーにと考え、今回のニンジンおつまみを紹介することになった。
材料はニンジンとチーズのたった2つで、簡単にできるというこのレシピ。パーソナリティーを務める原田伸郎は「チーズはなんにでも合う」とチーズの万能さに感心していた。
さらに、ニンジンに含まれるビタミンAは油と一緒に食べることで吸収率が上がることから揚げ焼きにするレシピになっており、手軽さだけでなく栄養面にも気をつかった一品として作り方を紹介した。
◆ニンジンおつまみ
【材料】
・人参(2本)
・塩
・とろけるチーズ
・片栗粉(大さじ1〜2)
・オリーブオイル
【作り方】
(1)スライサーなどを使ってニンジンを細切りにしてから、塩をまぶして10分ほどおいておく。
(2)しんなりしてきたら水気をしぼり、チーズと片栗粉をまぜて握りかためる。まとまったら手のひらでうすく伸ばす。まとまらない場合は片栗粉を足す。
(3)フライパンにオリーブオイルをひき、かなり弱めの弱火で5分ふたをして焼く。ひっくり返して3分ほど焼いたらできあがり。
片栗粉の量はニンジンの大きさによって調節し、少し焦げめがつく程度に焼くのがおすすめだそう。チーズが入ることでニンジン特有の香りが抑えられるうえ、片栗粉によるカリッと感がフライドポテトのような食感となるため、ニンジン嫌いの子どもも楽しめそうだ。
たった2つの材料で簡単に作れるだけでなく、野菜を使っていることから罪悪感も少ない。暑い夏を乗りきるビールのお供にぴったりの一品だ。
◆桂ぽんぽ娘
吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。
※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2023年6月16日放送回より
【放送音声】2023年6月16日放送回