元野良猫を迎えて2年、推し猫グランプリを受賞するまでの幸せの軌跡「今ではお散歩&抱っこ大好きな甘えん坊に」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

元野良猫を迎えて2年、推し猫グランプリを受賞するまでの幸せの軌跡「今ではお散歩&抱っこ大好きな甘えん坊に」

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ーー野良猫だったチャチャくんを飼うことになった経緯を教えてください。

「娘の通う学校の通学路に、もともと野良だったチャチャが地域猫として住み着いていたのが出会いのきっかけです。チャチャは去勢済みの印である耳カットがされていて、『飼い主様募集中』と書かれたネームプレートをつけていました。親切な保護主さんが保護し、食事や健康面のケアをしてくださっていたのです。保護主さんは自宅にも10匹以上の猫を飼育し、外の迷い猫も複数ケアされていた方でした。

 娘はチャチャのことを大好きになり、『猫好きなママにチャチャを会わせたい』と娘に言われて、チャチャに会いに行きました。チャチャはとても可愛くて人懐っこかったのですが、周囲の音や動きに常にビクビクしていました。そんなチャチャの姿を見て、安心して暮らせる生活をさせてあげたいと思いました。

 家族で話し合いを重ね、受け入れる決意をもって再度、娘とチャチャを探しに行きました。チャチャと再会できたとき、娘がチャチャに伝えた一言は『チャチャ、おうちにおいでよ!こたつあるから!』。そして保護主さんに連絡をとり、『チャチャを我が家へ迎え入れたい』と申し出たところ、とても喜んでくださいました」

今ではすっかり家猫のチャチャくん……!(提供:元野良猫チャチャとR meさん)

ーー元野良猫のチャチャくんを迎え入れて、感じられたことや工夫したことを教えてください。

「連れ帰ったときは、何年も外の世界で自由に過ごしていたチャチャから自由を奪ってしまうことがツラく、初日に家の中で出口を探すチャチャを見て、罪悪感でいっぱいでした。それから自宅にも少しずつ慣れてきたのですが、やはりチャチャは外に出たいのか、外の景色が見える開かない窓の前に私を呼び寄せたり、日中のほとんどを外の日差しが入る縁側で過ごしたりする日が多くなりました。

 初めは網戸だけ開けて、外の空気を感じてもらえるようにしたのですが、それでも外に出たがる様子のチャチャを見て、お散歩に行けるようにハーネスを購入しました。ハーネスをつけると、最初は一歩も歩けなかったのですが、ゆっくりチャチャのペースに合わせて練習をしながら慣らしていきました。少しずつ時間をかけ、今ではお散歩が大好きになりました」

「ゆるめにたのむ」がハーネス着用時の合言葉(提供:元野良猫チャチャとR meさん)

ーーチャチャくんはもともと抱っこ嫌いだったとのこと。どのようにして抱っこ好きになったのでしょうか?

「我が家にきた当初は、抱っこしたら噛まれていました。日々のやりとりを重ねる中で、チャチャの気持ちや伝えたいことを少しずつ理解できるようになると、チャチャは段々と、かあさん大好きの甘えん坊の姿を見せてくれるようになりました。『自分の気持ちをわかってくれること』が信頼につながったのかなと思います」

ーー抱っこが大好きになった現在のチャチャくんはいかがですか?

「『ただただ可愛い』の一言に尽きます。チャチャが我が家に来て約2年半、その可愛さは日に日に増すばかりです」

すっかりリラックスしてあくびするチャチャくん(提供:元野良猫チャチャとR meさん)

ーー今回の動画の反響についていかがですか?

「こんなに多くの反響をいただけるとは夢にも思っておらず、驚きました。動画を見てくださる皆様がチャチャを愛し、応援してくださっていることに感謝しています。これからも、みなさまがクスッと笑って最後はほっこりできるような動画を届けていきたいです」

お散歩大好きのチャチャくん(提供:元野良猫チャチャとR meさん)

◇ ◇ ◇

 元野良猫のチャチャくんは、「一般社団法人 日本猫ねこ協会」が開催した『第4回#推し猫グランプリ2023』の「猫総合部門」で見事、準々グランプリを受賞したことでも話題になりました。チャンネル登録者数21.6万人のYouTubeチャンネル『元野良猫チャチャとR me』やInstagram(@r_me_happylife)、TikTok(@chacha_neco)、Twitter(@R_me_happylife)では、お散歩が大好きなチャチャくんの楽しい日常を見ることができます。

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