今月19日から25日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所あたり4.82人でした。3.76人だった前の週より1.06人増えていて、感染が拡大しています。これは29日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関199か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて960人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=3.83人、芦屋=3.33人、伊丹=6.17人、宝塚=5.00人、加古川=7.57人、加東=4.23人、龍野=6.25人、赤穂=8.83人、中播磨=18.50人、豊岡=3.00人、朝来=5.00人、丹波=4.33人、洲本=4.25人、姫路=5.42人、尼崎=3.93人、西宮=4.21人、明石=2.36人となっています。
年代別では、0歳=0.13人、1-4歳=0.24人、5-9歳=0.44人、10-19歳=1.21人、20-29歳=0.42人、30-39歳=0.40人、40-49歳=0.59人、50-59歳=0.51人、60-69歳=0.29人、70-79歳=0.29人、80歳以上=0.32人です。29日午前0時現在の兵庫県内の入院患者は288人で、前の週から27人増えました。このうち重症患者は7人です。兵庫県感染症対策課は「前の週に比べて28%あまり増えた。増加傾向が続いていて、注意して見ている」と話しています。