大阪・関西万博(2025年4月13日~10月13日 184日間)の基本入場料金について、大人7500円(開幕後・1日券)などとすることが正式に決まった。政府が6月30日、運営主体の日本国際博覧会協会の価格案を了承した。
各プランで「大人」は18歳以上、「中人」は12〜17歳、「小人」は4〜11歳に区分する。3歳以下は無料とする(2025年4月1日現在の年齢)。
開幕後に入場券を買う場合を基本料金とする。前売券は価格を割り引き、入場券は電子チケットを用いる計画で、来場日時は原則、半年前から予約可能。
■開幕後(会期中)販売の「1日券」は▼大人7500円▼中人(12~17歳)4200円▼小人(4~11歳)1800円。
■平日午前11時以降に限定した「平日券」は▼大人6000円▼中人(12~17歳)3500円▼小人(4~11歳)1500円
■平日午後5時以降限定の「夜間券」は▼大人3700円 ▼中人(12~17歳)円▼小人(4~11歳)1000円 など。
このほか、閉幕10日前まで何度でも入場できる「通期パス」(大人3万円)などもある。
博覧会協会は、開幕500日前となる11月30日から入場券販売を始めたいとしている。
博覧会協会の十倉雅和会長(経団連会長)は、「国内外からたくさんの方に来場いただけるよう、お求めになりやすい価格での券種も用意した。特に未来を担う子供たちに向けて、12 歳未満の価格は、大人の約4分の1に設定した。これは愛知万博の約3分の1よりも踏み込んだ水準。入場券収入も活用して、素晴らしい万博を創り上げて参りたい」とコメントした。