吉本興業のお笑いコンビ・からし蓮根が、水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)のなかで、「交通系ICカードの1回のチャージ額」について話した。この日は欠席した青空に代わり、からし蓮根と同期の芸人・ラニーノーズの山田健人が出演した。
伊織は昔、ある程度お金を稼げるようになってきたときに、無駄づかいしてしまわないように100万円ほどICカードに入れようとしたことがあるという。限度額があったため実際に入金することはできなかったようだが、あまりの仰天エピソードに、山田は「ようあんなペラペラなものに100万円入れようと思ったな!」とツッコんだ。
そんな山田は何度も入金するのはめんどくさいため、一度にまとめて1万円ほどチャージするそうで、1000円を下回ったくらいがチャージの目安だとコメント。ちなみに、頻繁にものをなくすため、現在使用しているICカードは3代目だと明かした。
使用するたびに1000円ほどチャージしているという青空のICカード事情を聞いた山田は、「青空は変やからな」とポツリ。続けて、青空がいかに変なのかというエピソードを紹介した。
吉本の芸人養成学校である「NSC(吉本総合芸能学院)」の卒業公演が開催された際、山田は会場入りまでの時間を同期芸人とともにワイワイ過ごしていたという。そんな同期たちの様子を、ひとり離れた場所で眺めていた青空。「『みんなライバルやのになんで楽しそうにしゃべってんねん。俺は今からお前らをやったんぞ』という感じで、時計まわりにグルグルまわりながら見ていたらしい」と当時の様子を明かすと、伊織も「こわ! こわ!」と相方の行動を不審がった。
山田と同じくチャージを頻繁にするのがめんどうだというリスナーは、1度に5000円以上をチャージするため落としてしまわないよう細心の注意を払っているという。ほかにも、交通系ICカードは電車の運賃支払い以外にも使用できるという理由から多めにチャージする人もいた。
少額チャージ派からの意見も多く寄せられた。電車通学の定期券として使用しているリスナーは、通学以外で使用する機会が少ないため1回のチャージ額は2000円ほどだそう。
ほかにも、「自家用車で出かけたほうが早い」と話す広島在住のリスナーは、そもそも電車に乗る機会が少なく月に1〜2度ほど。そのため、利用する際に1000円だけチャージしているという。なかには、1度に500円ずつチャージするという女性リスナーもいた。
全体の意見を集計すると交通系ICカードのチャージ額が5000円より多い人は42.8%、少ない人は57.2%という結果となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2023年7月12日放送回より