サッカー・J1のヴィッセル神戸は20日、DF寺阪尚悟選手(19)がJ3のFC琉球に育成型期限付き移籍することが決まったと発表した。育成型期限付き移籍の期間は2024年1月31日(2023シーズン終了)まで。寺阪選手は契約により今シーズン、ヴィッセルと対戦するすべての公式戦に出場することができない。
兵庫県神戸市出身の寺阪選手は、中学時代からヴィッセルのアカデミーで育った身長181センチの左利きセンターバック。トップチームに昇格し、ルーキーイヤーに臨むなか、今年3月8日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ第1節の名古屋グランパス戦で先発フル出場し、プロデビュー。今シーズンはここまでJ1での出番はないものの、リーグカップ戦に5試合出場している。
寺阪選手は「このたび、FC琉球に育成型期限付き移籍することになりました。結果を出して、ヴィッセル神戸の力になれるように成長して帰ってきます。半年間ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします」と、クラブを通じてコメントを発表。また、FC琉球を通じては、「ヴィッセル神戸から来ました。寺阪尚悟です。試合に出場して、FC琉球の力になり勝利に導けるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」と意気込みを述べている。
FC琉球は、7月16日現在、J3リーグ戦で7勝2分け9敗、勝点23で、20チーム中、13位につけている。