いよいよ本格的に夏が始まり、休暇中の計画を立てている人も多いのではないだろうか。全国各地でさまざまなイベントが開催されるほか、各地のテーマパークも盛り上がりを見せている。7月22日放送のラジオ番組で、DJ KOOが自身の夏の思い出を振り返りながら、この夏の注目スポットを紹介した。
「夏のイベントといえば、やはり『a-nation』ですよね」と切り出したDJ KOO。エイベックス・グループによる国内最大級の夏フェス『a-nation』にはTRFとして何度も出演しているが、なかでも特に印象に残ったエピソードがあるという。
通常、多数のアーティストが出演するフェスでは、出演者が入れ替わる“転換時間”はルーズになりがちなのだそう。しかし、午後8時に花火が打ち上がることが決まっている同フェスは転換時間が明確に定められており、数秒の狂いもなく転換が行われていく。
ところが数年前の公演で、電源が落ちたことによりTRFのステージに3分の遅れが出た。その後もどんどん遅れは広がっていき、結局ステージに上がることができたのは予定時刻から20分も経ったころだったという。満を辞しての登場シーンで自身が放ったひと言について、笑い混じりにこのように語った。
「(登場して)最初になんて言おうかな、『電源、やっとついたね!』だとダサイしな……と悩んで。結局、僕が最初に放ったひと言は『待たせたな! a-nation!』だったんです(笑)」(DJ KOO)
この夏注目のスポットとしてDJ KOOが挙げたのは、今年6月にとしまえん跡地にオープンした、映画『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズの世界観を楽しむことができる『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター』だ。さらに、昨年11月にオープンした『ジブリパーク』も紹介。自身で公園内を散策し、自然の香りや風を感じながらジブリ作品の世界観を満喫できる、と魅力を語った。
続けて、東西の定番スポットともいえる『東京ディズニーリゾート』と『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』についてもコメント。2017年にUSJで開催された『ハチャメチャ・サマーナイト・パーティ』に出演したほか、ディズニーリゾートでもパフォーマンスを披露した思い出がある、と振り返った。
テーマパークなどのレジャー施設で夏を満喫するのもいいが、避暑地でゆったりと過ごしたい人もいるだろう。そんな人たちに向けて、DJ KOOのおすすめ避暑地である北海道・札幌のスポットを3つ紹介した。
「北海道の定番お菓子『白い恋人』がテーマの『白い恋人パーク』では、オリジナルのお菓子を作ることができる。動物と触れ合える体験型の動物園『ノースサファリサッポロ』には、誓約書を書く必要がある“デンジャラスゾーン”というブースがある。幅20センチくらいの細い道の真下に、ワニがいたりするんです(笑)。あとは、札幌市にある自然豊かな『モエレ沼公園』。ガラスの大きなピラミッドや噴水など、写真映えするスポットがあって北海道の自然を楽しめると思います」(DJ KOO)
番組終盤、DJ KOOは「新型コロナウイルスだったりインフルエンザだったり、まだまだ気をつけないといけないので油断は禁物! 健康第一でハッピーに過ごしてください!」とリスナーにメッセージを送った。
※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2023年7月22日放送回より