プロ野球・元阪神の桧山進次郎氏が、24日放送のラジオ番組で、今シーズンから阪神で再び指揮を執る岡田彰布監督の印象について、自身の現役当時との変化などを語った。
ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2023年7月24日放送回にゲスト出演した、桧山氏。ここまで阪神の上位争いを牽引する岡田監督については、「監督になっていきなり(岡田監督が)『俺もソフトになった』とおっしゃられていたが、試合が始まるとそんなことはないよと僕は思っていた」と、当初は、前回の監督のときのように厳しい指導をイメージしていたという。
ところが、実際は「すごくベンチ内で笑顔がある。『あれ……あんなに笑顔を振りまいている……』と(いう感じ)」(桧山氏)。
その要因について、「おそらく(今の選手たちについて)自分の孫を見守るような感じなんじゃないかな」と、約10年ぶりの現場復帰となった今、選手との接し方も変化していると感じたそう。
さらに、「選手の愚痴みたいな部分は平田(勝男)ヘッドコーチが請け負っているというのと、前監督の時にいた選手が今、コーチ陣でチーム内にいて、岡田監督をよく知っている人も多く、(彼らが監督と選手の)間に入っているのかなと思う」と、今岡真訪打撃コーチ、安藤優也投手コーチ、久保田智之投手コーチ、藤本敦士内野守備走塁コーチら、桧山氏とともにリーグ優勝を経験した“岡田チルドレン”の存在の大きさにも言及していた。
番組の最後には、番組パーソナリティーの林歳彦氏、田中大貴の2人から、「桧山さんご自身、いずれ監督をという声もあるが……」と、阪神に監督での復帰を願う声もあがった。桧山氏は「いやいやいや……これは縁ですから」と現時点では明言を避けつつ、「でも野球には携わっていきたいなと思うのと、僕は人が大好きなので、とにかくいろんなところに足を運んで、自分の人生勉強をどんどんしたい」と、今後について語っていた。
※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2023年7月24日放送回より