日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」は3日会見し、次の衆院選の兵庫2区に、元・世界保健機関(WHO)の職員で、医師の阿部圭史氏(37)を維新の公認候補として擁立すると発表しました。維新は公明党現職のいる、兵庫・大阪の全6選挙区で候補者を擁立することにしていて、兵庫2区では、公明党が現職の赤羽一嘉氏(65)を公認しています。
阿部氏は宮城県仙台市出身で、小学校~高校時代を岡山県ですごしたのち、北海道大医学部を卒業。現在は会社役員を務めています。大学時代に起きた東日本大震災で親族が被災したことなどから政治を志したという阿部氏は、WHO時代に新型コロナウイルス対応に当たったことを挙げ、「自然災害や感染症などから国民を守る」と意気込みを語りました。