7月31日から8月6日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所あたり13.97人でした。14.05人だった前の週とほぼ同じ高い水準で、兵庫県感染症対策課は注意を呼びかけています。これは10日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関199か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて2,781人でした。保健所別の感染者は１か所あたり、神戸＝10.85人、芦屋＝8.33人、伊丹＝14.67人、宝塚＝18.67人、加古川＝19.00人、加東＝13.08人、龍野＝20.13人、赤穂＝14.83人、中播磨＝30.50人、豊岡＝19.88人、朝来＝28.67人、丹波＝11.83人、洲本＝10.75人、姫路＝17.84人、尼崎＝10.67人、西宮＝7.50人、明石＝12.55人となっています。
年代別では、0歳＝0.45人、1-4歳＝1.36人、5-9歳＝1.43人、10-19歳＝2.22人、20-29歳＝0.97人、30-39歳＝1.25人、40-49歳＝1.62人、50-59歳＝1.68人、60-69歳＝1.17人、70-79歳＝0.94人、80歳以上＝0.87です。10日午前0時現在の兵庫県内の入院患者は813人で、前の週から84人増えました。このうち重症患者は19人です。兵庫県感染症対策課は「非常に高い値のまま横ばいとなっていて、注意が必要。せきなどの症状がある人は飲み会を控えてほしい。手洗いや部屋の換気をこころがけ、高齢者と高齢者施設へ行く人は適切にマスクをつけるなど注意してほしい」と日頃の感染対策を呼びかけています。
