スポーツ選手支える、隠れた功労者 公認スポーツ栄養士 「パフォーマンスの最大化は食事と栄養管理」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

スポーツ選手支える、隠れた功労者 公認スポーツ栄養士 「パフォーマンスの最大化は食事と栄養管理」

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 パラ水泳の指導を行う水泳コーチと公認スポーツ栄養士が、ラジオ番組に出演。ともにプロスポーツ選手を支える2人が、栄養摂取の重要性について語った。

株式会社QlassicSの代表で、パラ水泳のコーチも務める柴谷拓耶さん(写真左)、公認スポーツ栄養士の金剛地舞妃(こんごうじ・まいき)さん(同右)

 7月29日放送のラジオ番組『アスカツ!』(ラジオ関西)に出演したのは、パラ水泳のコーチとして活動する柴谷拓耶さんと、公認スポーツ栄養士の金剛地舞妃(こんごうじ・まいき)さん。

 それぞれ異なる立場でありながら、プロのスポーツ選手を支えるという共通点を持つ2人。金剛地さんが「試合時間のどれくらい前に何を食べる、というルーティンはありますか」と尋ねると、柴谷さんは「選手の多くが消化の悪いものや揚げものを避けながらも基本的には好きなものを食べている」と回答。最近は、味覚や視覚などの五感を刺激することでパフォーマンスを上げる選手もいるという。

 番組パーソナリティーで、2大会連続で五輪に出場した経験を持つフェンシング元日本代表の西岡詩穂も金剛地さんのサポートを受けていたアスリートの1人だ。

 これまでにさまざまな競技のアスリートを栄養面で支えてきた金剛地さん。競技間はもちろん、男女間にも違いはあるといい、最も大きな違いに「体重管理」を挙げる。男性選手の多くが筋肉量を増やすことを目指しているのに対し、女性選手は減量を目的とした体重管理を優先することが多いのだそう。しかし、女性選手には間食の機会が多いなど、男女の間には食文化の違いもあるという。

番組パーソナリティーで、アスリートに特化したビジネススクールの学長を務める中田仁之氏が「強豪スポーツチームには必ずと言っていいほど栄養士が在籍している」ことに言及すると、金剛地さんもスポーツ栄養士の需要と専門性の増加を認めた。そのうえで、「自分がこれまで活動を続けられたのは先輩栄養士たちの努力の成果」と敬意を示した。

 スポーツ選手に限らず、「年齢を重ねることで栄養摂取の重要性を実感する人が多い」と語る金剛地さん。だからこそ、「若いころに食事や体力回復について考えておくことが、将来の健康管理を楽にするための一助となる」とアドバイスを送った。

柴谷拓耶さん(写真中央左)、金剛地舞妃さん(同中央右)、番組パーソナリティーの中田仁之(同右)と西岡詩穂(同左)

※ラジオ関西『アスカツ!』2023年7月29日放送回より


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『アスカツ!』(ラジオ関西 毎週土曜午後8時30分~)
アスリートに特化したビジネススクール「Athletes Business United(R)(ABU)」学長の中田仁之とフェンシング元日本代表・2大会連続五輪出場選手である西岡詩穂がパーソナリティ。アスリートをゲストに迎えてさまざまなトークを展開する。
【番組公式Twitter】





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