神戸市立六甲山牧場は、三宮から車で約35分の場所に位置する高原牧場。緑あふれる癒し空間であるとともに涼を感じられるとして、この夏おすすめのスポットだ。6月には新エリア「カウボーイエリア」がオープンし、ウエスタンをイメージしたフォトスポットなども登場している。
場内を自由に歩く動物たちとのふれあい体験など、自然のなかで癒しのひとときを楽しむことができる同施設。羊やヤギとのふれあい、ウサギやウシなどへのエサやり、子牛のミルクやりのほか、現在は休止中だが牛の「ランボルギーニ」に乗るなど、さまざまな体験プランが用意されている。毎週土・日・祝日には、牧羊犬が羊たちを追い込む「シープドッグショー」を開催。無料での観覧が可能。
同施設は季節ごとの体験も充実。毎年春には40〜50頭もの子羊が生まれ、その姿を間近に見ることができる。
体験教室も多種多様で、「まきば夢工房」では羊毛による“ウールクラフト”、アイスクリームやバター、チーズ、フローズンヨーグルトをはじめとした“手づくり体験教室”が楽しめる。
同施設は通常火曜日を定休日としているが、夏休み中となる8月31日(木)までの期間は無休で営業中。六甲山上は都市部と比べて5度ほど気温が低いため、避暑地としてもたくさんの家族連れや観光客でにぎわっている。さらに、8月の土曜日と日曜日、「スプラッシュエリア」では水鉄砲を持参しての水遊びも可能。
北エリアに新たに登場した「カウボーイエリア」には、幌馬車(ほろばしゃ)やサボテンなどウエスタンをイメージしたフォトスポットが数多く設置されている。エリア内では9頭の馬が飼育されており、ミニチュアホース・サニーちゃんの「ホースショー」や、馬・ポニーの乗馬体験ができる。乗馬体験はトレーナーが手綱を引き、4歳までの子どもは保護者と一緒に乗馬できるため初心者も安心して楽しめる。
今後はヤギの立体展示として「ヤギ橋」の設置が予定されている。下からヤギを見上げるという貴重な体験ができる予定だ。
場内では、牧場ならではの乳製品を楽しむことも。レストラン「神戸チーズ」では、チーズフォンデュやミルクカフェ「カウベル」のソフトクリームなどが人気。乳製品はお土産としても人気で、なかでも、カマンベールチーズ、リコッタチーズ、チーズケーキなどがおすすめ。
神戸市立六甲山牧場の新田兼右さんは「六甲山牧場は涼しい場所なので、お子様を連れて夏の涼を感じに来てほしい」と話す。
※ラジオ関西『サンデー神戸』2023年8月6日放送回より
【神戸市:六甲山牧場】
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