芸能活動10周年の三戸なつめ 「“うわべ”やめて心を開いた」 自身初フォトエッセイ『なつめろん』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

芸能活動10周年の三戸なつめ 「“うわべ”やめて心を開いた」 自身初フォトエッセイ『なつめろん』

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

 今年、芸能活動10周年を迎えた三戸なつめが、自身初のフォトエッセイ『なつめろん』(宝島社)を8月12日(土)に発売。14日放送のラジオ番組『Clip』(ラジオ関西)に電話出演し、本作に込めた思いや台湾で行われた撮影エピソードについて語った。

三戸なつめ芸能活動10周年記念フォトエッセイ『なつめろん』(宝島社)

 2013年にモデルとして芸能活動を開始し、2015年には楽曲『前髪切りすぎた』でアーティストデビュー。近年は女優として映画、ドラマ、舞台に出演するなど幅広いジャンルで活躍している。

 番組パーソナリティーの近藤夏子と三戸は、同じ事務所(アソビシステム)の先輩後輩でありプライベートでも親交があるという。読者モデルとしてキャリアをスタートし、その後アーティストとして活躍の場を広げていったという共通点からも「感性が似ている」と感じることが多いという2人。番組では、身近な存在である近藤だからこそのトークも数多く飛び出した。

 本書では、台湾で撮影された映画のワンシーンを切り取ったかのような写真のほか、30代を迎えた三戸の仕事論や結婚観をはじめとしたエッセイも収録。ファッションやメイクなどモデルならではのエピソードはもちろん、家族や友人との関係、今後の目標などが三戸自身の言葉と直筆イラストともに赤裸々に語られている。

【近藤夏子(以下、近藤)】 なんで『なつめろん』というタイトルにしたの?

【三戸なつめ(以下、三戸)】 今回、初めてエッセイを書かせていただいたなかで「なつめの論」をつづったので、それとかけているんです。

【近藤】 なるほど。単純に、名前に「メロン」をくっつけただけだと思ってた。最初タイトルを聞いたときには「また響きだけで考えてるやん!」と思ったのに、ちゃんと理由があったんだ!

【三戸】 あります(笑)! ただ、漢字で『なつめ論』にしてしまうとちょっと堅くて自分らしくないなと。ひらがなにしてみたらメロンみたいでかわいいし、みんなも手に取りやすいかなと思ってこの名前にしました。

【近藤】 初めて由来を聞いたけど、なんでもっと言わないの? え、言ってる?

【三戸】 言ってないですね(笑)。なんか、自分で「論じてます」って言うのは恥ずかしいじゃないですか!

【近藤】 こういうところが、なつめらしさ! ほんまはめっちゃ芯があってちゃんと意見を持ってるのに、見せないのが三戸なつめ!

【三戸】 恥ずかしいです。

【近藤】 (由来を聞いてから)改めてこのフォトエッセイを見ると、確かに『なつめ論』よ! もともとなつめのかわいさとか世界観を知っていたから、写真のほうでは「表現したいもの」「なつめだからこその個性的なファッション」を見せてくれることはわかっていたけど、(エッセイでつづられている)「論」の部分がめっちゃ好き! なんだか、心を開いたよね? 「あ、ここまで言うんや」「“うわべ”をやめたんや」と思った。

【三戸】 うれしい感想です! 30代は“うわべ”をやめようと思ってます(笑)。

【近藤】 私も最近“うわべ”をやめたから刺さったのかも。素直に本気で書かれているのが伝わってきました!

【三戸】 ありがとうございます! 読んでくださるのはファンの方がほとんどだと思うので、「友だちっぽく近距離でしゃべっているように書きたい」という思いで心を開いて書きました。

LINEで送る

関連記事