「日常的に使っている筋肉か、あまり使っていない筋肉かによっても負荷は変わるため筋肉痛の出るタイミングは人によって差が出ることもある」と宗村さんは言います。日頃から適度に運動をしている人は筋肉痛になりにくく、普段運動していない人は急に激しい運動をすると筋肉痛が出やすくなります。それだけ体を動かしていない証拠ですので、適度な運動を心がけてみてください。
では筋肉痛を早く治すためにはどうすれば良いのでしょうか。宗村さんによると「筋肉を温めるのがベスト」とのこと。
「筋肉が硬い状態だと痛みが長引くことになりますが、温めることで柔らかくなり筋肉痛を和らげることができます。お風呂への入浴が最も効率の良い方法で、38〜40度くらいのお風呂に10分ほど入浴するのがおすすめです」(宗村さん)。
ただし、痛みの質がケガをした時のような激痛なら温めるのは逆効果。筋肉を冷やす必要があるので注意しなければいけません。また、筋肉痛が出ている時に痛みのある箇所をストレッチで伸ばすのも有効だそうです。
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筋肉痛のメカニズムには諸説あるようですが、筋肉痛と年齢に因果関係はそこまで無いということを知った筆者。筋肉痛が遅れてやってきても、「もうそんな年齢か……」と落ち込む必要はなさそうですね!
(取材・文=宮田智也)