日本ハム、オリックス、阪神でプレーした元プロ野球選手、元WBC日本代表の糸井嘉男氏が、神戸市内でラジオ番組の公開録音イベントにゲスト出演。かつてプレーしたオリックスや阪神に関する話、糸井氏自身が目指す今後の方向性などについて語りました。
北海道と沖縄の魅力をPRするイベント「どさんこしまんちゅフェスティバル in 神戸・三宮」の中で、7月23日のラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』公開録音(放送は8月21日)にゲスト出演した、糸井氏。
北海道は日本ハム時代にプレーした地、そして沖縄はオフの自主トレや主に阪神時代のキャンプ地だったため、それぞれ縁があり、「北海道はやはり魚介類がおいしい! あとは冬が寒くて、運転も怖かった。沖縄は野球のキャンプでしか行ったことがないので、プライベートで真夏の沖縄に行ってみたい」と、現地の印象をコメント。沖縄・宮古島の話題が出た際には、2013年キャンプイン直前に日本ハムからオリックスへトレードされ、名護に向かうはずが急きょ宮古島行きに変わったことも思い出していました。
また、公開録音中には北海道・沖縄の特産品を試食して食レポにも挑戦し、独特の糸井節をさく裂させる一幕も。メディア出演も増えてきた今、「しゃべりはまだ慣れない」という糸井氏ですが、番組パーソナリティーで現役時代から親交の深い田中大貴(フリーアナウンサー)からは、現役引退を報告する電話連絡のときに「どこかいいアナウンススクールを教えてください! しゃべりの勉強をしたいです!」という話しをしたことも明かされていました。
番組のなかで、かつて所属していたチームについての話題も飛び出しました。公開録音イベント中、観客の男の子から「(オリックスでプレーしていた時代に)この選手は上手くなると思ったのはどの選手ですか」と質問を受けた糸井氏は、宗佑磨選手の名前を挙げ、「練習に対する姿勢を見て、レギュラーを取るだろうと思っていました」と、その理由を語ります。
一方、スペシャルアンバサダーを務める阪神については、今シーズン、快進撃を続けていることもあり、「オリックスと日本シリーズで試合してほしいと思っています」とコメント。さらに「今、良い位置にいるので、これからも熱い戦いをしてくれると思います。ピッチャーが頑張っているので、終盤戦のポイントは打撃陣の奮起。近本光司選手も復帰したので、今後チャンスも増えるでしょうし、誰が打つか(活躍するか)、というところですね」と、自身の見解を述べていました。
最後に、田中から「現役の頃よりパワーアップしているように見えますが……」と体格について質問された際には、「見た目だけです(笑)、プロレスラーみたいな身体ですが……」と糸井氏は苦笑しつつ、これからの方向性について「実はジム通いを継続するか悩んでいたんですが、続けることにしました。自分の思うままに行こうと思っています!」と、球界の「超人」は身体を鍛え続ける意向を示していました。
※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2023年8月21日放送回より