和歌山県の紀伊水道で24日深夜、2隻の貨物船が衝突し、日本船籍の貨物船が転覆した事故で、同県有田市の海岸で身元不明の男性の遺体が見つかり、第5管区海上保安本部(神戸市)が関連を調べている。
転覆した貨物船「いずみ丸」の乗組員5人のうち2人が行方不明となっており(27日午後7現在)和歌山県警などが身元の確認を急ぐ。
和歌山県警によると、遺体が発見されたのは、同県有田市の沖ノ島海岸。28日午前10時40分ごろ、釣り人から「うつ伏せになった人が浮いている」と110番通報があったという。