▼メインとなる中間部の「ドームB」には、カーボンファイバーを使う。高さ12メートル・直径42メートル。テーマは“海洋”で、高精細なLEDを使用したモニターを“球体オペラ”と位置付ける。圧倒的な映像テクノロジーの最先端を示し、生命の源であり海洋の豊かさや危機をめぐる。
▼ドームCは、再生紙の紙管を使用。高さ8メートル・直径19メートル。“叡智(えいち)”をテーマとする。次世代に豊かな海洋を残すためのさまざまな方策などを世界中の人々と対話する場。協賛企業・団体の活動も発信する。
パビリオンの着工は2023年11月。2024年10月の完成を目指す。更家氏によると、総工費は現段階で約30億円を見込んでいる。さらに協賛社を募り、発信力を高めるために海外パビリオンとの連携も構想に入れるという。
大阪・関西万博パビリオン「BLUE OCEAN DOM E」イメージ映像 ※提供 ゼリ・ジャパン