専門家いわく、夕方に出た薄明光線は西から東に向かって一直線に伸びるのですが、まれに太陽があるのとは真逆の東から西に向かって光線が放射されているように見えることがあるのだとか。これを「反薄明光線」と呼ぶそうで、遠近感の関係で地上では光の筋は東に伸びるほど細く見えるため、太陽のない東の空から光を放っているように見える現象なのだそう。
地上から見た太陽の角度が低くなる夕方や、さまざまな条件が整いやすい夏場に起こりやすい現象なんですって。
まだまだ暑い日が続いていますから、西か、もしくは東の空を見上げてみてください。もしかしたら、空が割れているように見えるかも。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2023年8月30日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)