ショート動画を使った発信が個人・企業で盛り上がりを見せています。時流を汲んで、自治体でも取り組みが進行。8月29日には、神戸市が主催するショート動画ワークショップがKIITO(神戸市中央区)で開催され、地元企業など15社が参加しました。
現在神戸市では、様々な世代がつながり、共に神戸の魅力発信をしていくことを目的とした「#推し神戸」ショート動画プロジェクトが展開されています。今回のワークショップは「TikTok」について学ぶもので、3人の講師が登壇しました。
ワークショップでは、まず、TikTokクリエイターのあああつし氏が、人気アカウントを作るためのポイントや、撮影テクニック、動画の編集方法などを語りました。
あああつし氏は、バズるために意識していることは以下の8つだと述べました。
1:アイコン
顔がわかる写真、各種SNSアカウントと連携、頻繁に変えないこと。
2:縦動画
縦で動画で投稿する。
3:尺
長すぎるのはNG。20秒程度。
4:投稿時間を固定
SNSを見る時間、18時~22時。
5:ハッシュタグを工夫
動画のジャンルと一致させる。
6:テロップ
冒頭にどんな動画か説明がある、全てのセリフにテロップ、同じ場所にテロップを入れる。
7:ナレーション
情報を詰め込める、さらにわかりやすくAIボイスも活用する。
8:流行っている音源を使う
1万本以上使われている曲を使う。
そして、写真と動画がうまくなるコツは「見る」「真似る」「見せる」であると述べました。
・見 る:トップクリエイター、毎日投稿者を見て、アングルやカメラワークを研究する。
・真似る:音をはめるタイミングや動画の長さ。
・見せる:動画を作るだけではなく、実際に投稿して反応を見る。
ANAホールディングスの広報・コーポレートブランド推進部・槻本裕和氏は、各SNSを以下の様に使い分けていると語りました。
・X(旧Twitter)は運行情報、欠航情報などリアルタイム発信。
・instagramは検索利用が多いので情報系の発信。
・Tiktokは会社の雰囲気を伝えるエンターテインメントに特化。
このように各SNSを使い分け、TikTokでは社員の顔を出したりして、航空ファン以外のファンを獲得していくためにショート動画を活用していると述べました。