古式にのっとり「北野御霊会」延暦寺僧侶ら、神仏習合儀式で安寧祈る 京都・北野天満宮 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

古式にのっとり「北野御霊会」延暦寺僧侶ら、神仏習合儀式で安寧祈る 京都・北野天満宮

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 その後、巫女による舞「紅わらべ」が奉納された。「紅わらべ」は、菅原道真が5歳の時に詠んだ和歌『美しや 紅の色なる梅の花 阿呼(あこ・道真の幼名)が顔にもつけたくぞある』に曲と舞をつけたもの。道真の没後1100年大祭記念神楽として、2002(平成14)年に発表された。

神仏習合形式で営まれた「北野御霊会」 巫女による舞楽“紅わらべ”は道真5歳時に詠んだ歌<2023年9月4日午前・京都市上京区>

 そして道真に対して、僧侶により「南無天満大自在天神(なむてんまだいじざいてんじん)」と宝号が唱えられ、延暦寺執行・水尾寂芳大僧正が神道の儀礼として「玉串」を捧げた。

※北野天満宮では祭神・菅原道真の没後50年ごとに「大萬燈祭」、25年ごとに「半萬燈祭」という式年祭を斎行する


【北野天満宮 公式サイト】

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