その後、巫女による舞「紅わらべ」が奉納された。「紅わらべ」は、菅原道真が5歳の時に詠んだ和歌『美しや 紅の色なる梅の花 阿呼(あこ・道真の幼名)が顔にもつけたくぞある』に曲と舞をつけたもの。道真の没後1100年大祭記念神楽として、2002(平成14)年に発表された。
そして道真に対して、僧侶により「南無天満大自在天神(なむてんまだいじざいてんじん)」と宝号が唱えられ、延暦寺執行・水尾寂芳大僧正が神道の儀礼として「玉串」を捧げた。
※北野天満宮では祭神・菅原道真の没後50年ごとに「大萬燈祭」、25年ごとに「半萬燈祭」という式年祭を斎行する