テレビ通販事業やサプリメントの製造・販売を行う会社の代表を務める、小幡敏之さん。通販チャンネル「QVCジャパン」で自ら出演販売を行うなど、メディアでも活躍中です。そんな小幡さんが、11日放送のラジオ番組で昨今のサプリブームに関する独自の見解を明かしました。
「新型コロナウイルスが猛威を振るっていた時期は、在宅率の高さからテレビショッピングの視聴率も上がり売上に良い影響があった」と、近年のサプリ通販事情を振り返った小幡さん。コロナ禍の影響で消費者の健康意識が高まったことも売上が向上した理由の1つだとそうですが「自分(社長)がテレビCMに出演するので、それで皆さん購入されたのかな」と、にこやかに語ります。
そのようにメディア露出が多い小幡さんですが、沖縄でテレビ放送されているCMは特に好評だと胸を張る様子も。「海辺でブランコに乗るシーンがあるんですが、沖縄の制作会社が絵コンテを出してきたときは、ブランコに乗って終わりだったんです。でも自分は口を出す方なので『最後ブランコをこぐシーンで終わりませんか?』と提案して、そのCMが沖縄でヒットしているみたいです。(沖縄で)ブランコのCMといえば、だいたいみんなが『ああ~』となるみたいですね」と、撮影秘話も明かしていました。
サプリ業界で積極的に事業を進めている小幡さんの会社ですが、今後は商品ラインアップを増やす予定で、その中でも小幡さんが注目しているのは、日本でもブームが起きている高麗人参のサプリだそうです。
「高麗人参は『紅高麗人参(紅参)』の使用が主流ですが、我々は黒高麗人参(黒参)を釜山から調達して、今は分析をかけて製造を進めている最中です」と小幡さん。高麗人参に注目した理由については「韓国ブームもありますが、テレビショッピングのユーザーは50~60代の女性が多く、その層は韓流が好きでドラマもよく観ているじゃないですか。なので韓国産のものも好んで購入していただけるのではと考えています」と話していました。
最後に小幡さんは、「日々忙しいと(健康について)考える時間がないものですが、コロナ禍の期間中に皆さんが健康について考える時間を持てたことで、その中の選択肢としてサプリを選択していただけたのだと思う」と持論を語っていました。
※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2023年9月11日放送回より