――3つの中から選べるのですね。
【田口さん】 はい。こちらから、それぞれのお客様に合った謎解きを提案しています。以前、謎解きに参加されたお客様から「どれが自分に向いてるのかわからない」という声が出たことから、事前に簡単な質問に答えていただき、その診断結果をもとに、3ジャンルの中から“ぴったりの謎”をお届けするようにしています。再診断、登録後の変更も可能です。
――利用者の年代や性別に特徴はありますか。
【田口さん】 男性女性問わず、10〜40代のお客様にご利用いただいています。強いて言うなら、主に20〜30代です。この世代は、謎解き商品のデザインへの反応が高いですね。
――利用者の反応は?
【田口さん】 「かわいい」「凝っている」「ストーリーに泣いた」「難易度が高い」「(いい意味で)めちゃめちゃふざけている」などの感想が寄せられています。スタッフは、「こんな謎解きがあるんだ!」といった発見を提供できるよう、また、飽きられないよう工夫を重ねています。
☆☆☆☆
最近、とあるVtuber(バーチャルYouTuber)に取り上げられたことで、より多くの人に注目されるようになったという同サービス。田口さんは、「既存のお客様には満足を、謎解き未経験者には楽しんでもらうきっかけを」と意気込みを語りました。
コロナ禍をきっかけに勢いを増したサブスク。これからのポストコロナでは斬新なサブスクサービスがさまざま誕生しそうですね。
※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。
(取材・文=弘松メイ)