阪神タイガースの18年ぶりのセ・リーグ優勝から一夜明けた15日、兵庫県内各地で喜びの声が聞かれました。
「ご声援感謝セール」が22日まで開かれている阪神百貨店・御影店(神戸市東灘区)には、午前10時の開店前に約100人が列を作りました。
優勝記念の福袋を購入した、近くに住む60代の女性は、「セールをやっていると聞いて、早めに昼休みをとって来た。きのうはテレビの前で応援していたが、実感がわいてきた」と満足そうに話しました。西宮市の阪神甲子園球場の周辺では、ユニフォームを着たファンが興奮冷めやらぬ様子で記念撮影をしていました。
また、毎年、リーグ開幕前に「日本一早いマジック点灯式」を行っている、尼崎中央三丁目商店街では、アーケードから吊り下げられた、マジックが「ゼロ」に貼り替えられたボードを写真に収める人が多くいました。
商店街にあるメガネ店では、2,000円のメガネケースを、優勝を待ちわびた年数を意味する「18」円で「180」個販売、約1時間で売り切れたといいます。マネージャーを務める男性は、「『アレ』(リーグ優勝)にとどまらず『ソレ』(日本一)に期待します!」と笑顔で話しました。
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阪神は14日、甲子園球場で巨人に4対3で競り勝ち、6度目のリーグ優勝を決めました。