レゴ(R)ブロックで作られた姫路城や明石だこ・・・兵庫五国の魅力や、レゴ ブロックの歴史を作品とともに知ることができる企画展「みんなで遊ぼう!ひょうごレゴ(R)展 知る×見る×遊ぶ」が、兵庫県立兵庫津ミュージアム(神戸市兵庫区)で開催されている。2023年10月15日(日)まで。
兵庫県は、摂津・播磨・但馬・丹波・淡路というかつての五国、それぞれの特色を持つ地域から成り立っている。会場では名所や特産品などその魅力を、レゴ ブロックのビルダーたちが再現した作品が出迎えてくれる。
ポートタワーや神戸港、六甲山など神戸の風景、玉子焼きを持った明石のオオダコ、丹波竜、幅72センチ高さ51センチの但馬牛、国生みの神話や玉ねぎ、ウニなどを再現した淡路。ビルダーたちが手掛けた作品はどれも、細かい所まで再現されており、兵庫の魅力を改めて発見できる。
レゴグループは、1932年、デンマークで木製の玩具からスタートした。「よく遊べ」という意味のデンマーク語「Leg Godt」から社名を採った。ラテン語では「組み立てる」という意味も持つという。会場には、年代ごとの作品などが並べられ、作品を通してレゴグループの歴史を「知る」ことができる。
また、レゴ(R)認定プロビルダーの三井淳平さん(明石市出身)の作品、ホワイトタイガーや、葛飾北斎「富嶽三十六景神奈川県沖浪裏」のミニチュア版の作品や、ビルダーの手による大阪城やエッフェル塔、灘校(灘中学校・灘高校)LEGO同好会による全長3メートルの客船クイーンエリザベスⅢ号も展示されている。