ヴィクトリーナ姫路 日本代表・井上愛里沙と柴田真果が新加入 ワールドカップからの勢いに期待高まる | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ヴィクトリーナ姫路 日本代表・井上愛里沙と柴田真果が新加入 ワールドカップからの勢いに期待高まる

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 女子バレーボール・Vリーグ2部(V2)のヴィクトリーナ姫路は29日、2023-24シーズンの新戦力として、女子日本代表の井上愛里沙選手(28)と柴田真果(みか)選手(29)の加入が決まったと発表しました。

左から井上愛里沙選手、アヴィタル・セリンジャー監督、柴田真果選手
写真左から 井上愛里沙選手、アヴィタル・セリンジャー監督、柴田真果選手(提供:ヴィクトリーナ姫路)

 京都府舞鶴市出身の井上選手は、身長178センチのアウトサイドヒッター。筑波大学時代の2014年に女子日本代表初選出。Vリーグ1部(V1女子)では2018年から久光スプリングスでプレーし、皇后杯やV1リーグ戦で優勝ならびにMVPの実績を持ちます。2022年からの1シーズンはフランスのサン=ラファエルに所属。先のワールドカップバレーでも複数試合で二桁得点を上げる活躍を見せました。

 京都府京都市出身の柴田選手は、身長171センチのセッター。日本体育大学を経て、2017年からV1女子のJT マーヴェラスに所属し、在籍中はV1リーグ戦で2度の優勝を経験。2022年からの1シーズンは井上選手と同じくフランスにわたり、ヴァンドゥーヴル・ナンシーでプレーしました。女子日本代表では、昨年8月のAVCカップ(アジアカップ)でMVPを獲得する活躍を披露し、チームの優勝に貢献。今年度の女子日本代表登録メンバーにも入っています(先のワールドカップバレーではメンバー外)。

 ヴィクトリーナでの背番号は井上選手が10、柴田選手が5に決まっています。なお、両選手のコメントは以下の通りです。

■井上愛里沙選手
「この度、ヴィクトリーナ姫路に入団させて頂くことになりました。ヴィクトリーナでプレーできることが非常に嬉しく、感謝しております。世界での経験と実績のあるアヴィタル・セリンジャー監督のもと、ひとつひとつのプレーに更に磨きをかけ、ヴィクトリーナの勝利に貢献したいと考えております。ぜひ会場に足を運んでいただき、応援をお願いします。ヴィクトリーナファンの皆様に会場でお会いできるのを楽しみにしております」。

■柴田真果選手
「ヴィクトリーナのユニホームを着ることになりました。アヴィタル監督からお誘いを受けて、今シーズンセッターとしての技術を上げて、チームを牽引できる存在になりたいと強く感じています。皆さん応援よろしくお願いします」。

 ヴィクトリーナは昨シーズンのV1女子で最下位に低迷し、V1・V2入れ替え戦でも敗れ、V2女子に降格。出直しとなる新シーズンでは、元オランダ女子代表監督のアヴィダル・セリンジャー氏を招聘し、日本代表の宮部藍梨選手もチームに残留したなか、このたび実績抜群の代表2選手も補強。充実の戦力で2部から再起を図ります。

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