特別展の三尾稔実行委員長は、「展示しているのは神さまとはいえ、なんだか人間らしい側面があったりする。人びとにとって近しい存在で、人びとは愛を持って接している。そんな熱量を感じてもらえれば」と話す。
会場に入り、出迎えてくれるのは「ガネーシャ像」。ガネーシャは災いを払い、福を呼ぶ神として信仰を集めるが、「とても嫉妬深く、イベントで第一に招待すべき神であることから、ここに展示した」(三尾実行委員長)。ここにも「愛」がある。
特別展「交感する神と人-ヒンドゥー神像の世界」
2023年9月14日(木)~12月5日(火)
国立民族学博物館 特別展示館 (大阪府吹田市千里万博公園)
休館日 水曜日