「夢は中目黒のタワマン」検証TikTokでフォロワー約70万人のアイドル・八木沙季の今とこれから

―――ソロでの活動はこれまであまりされてこなかったと思います。やってみてどうですか？

本当に大変ですね（笑）。出番が終わるたびに反省会をするぐらいです。ソロでやってこられた方は本当にすごいと思います。当たり前ですけど、歌うのも踊るのも話すのも何するにも一人で。緊張しいで、心細くて空回りしてしまうこともよくあります。でも、全員が自分を見てくれるのは嬉しいし、比べられることもないので（笑）。それはソロの特権かなと思います。

―――ソロアイドルとしての目標はいますか？

道重さゆみさんが自分の憧れの像なんです。モーニング娘。での活動はもちろん、バラエティーでも活躍されて、世間に名前が知れ渡っているじゃないですか。それでいて、ソロの世界観があって、道重さゆみさんだからこそのライブがあるので……私も、八木沙季だからこそのライブができるようになりたいなと思います。

―――ソロ活動でここが成長したというポイントはありますか？

正直なところ具体的なことはまだないんですよ。ただ、来た仕事をひとりでやらざるを得ない状況というか弱音を吐けない、逃げられない状況になって、今「やろう！」と気持ちが大きいです。これまでは苦手なMCや歌のパートは相方に任せるという“逃げ”ができたのですが、今はやってみて、失敗もするかもしれないですが、できるようになっていこうと思っています！

―――東阪ツアー（八木沙季ライブツアー2024「しゃきっとツアーやりなはれ〜！」）が決まりましたね。どんな心境ですか？

信じられない嬉しさですね。ワンマンをしたいという直談判を定期ライブのコーナーで事務所の社長にしたんですが、東阪でできるなんて思っていなかったので、本当に驚きました。「え？　ちょっと怖いかも」と思ってしまう自分もいたぐらいです。でも、これを成功させて、「またもう一回」と続けられるように頑張りたいと思います。

―――大阪に凱旋できますね。どんな姿を見せたいですか？

東京まで遠征してくださっているこれまでのファンの方もいるんですけど、Lovelysが解散してから私の姿を見ていないというお客さんがほとんどだと思います。そのときのイメージだと「さきぴょん、一人で大丈夫？」と心配しているはず。でも、約1年近く東京でソロ活動をしてからこの舞台に立つので、「あれ？　一人でもいけるやん！」「今度、東京遠征してみようかな」と、また火をつけてもらえるような、そういう姿を見せたいと思っています！