なでしこOG、アジア大会日本女子代表を絶賛 若手の実戦経験の意義も強調「試合に出ることが大事」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

なでしこOG、アジア大会日本女子代表を絶賛 若手の実戦経験の意義も強調「試合に出ることが大事」

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 中国・杭州で行われた第19回アジア競技大会(アジア大会)の女子サッカーで、同大会のために結成された日本女子代表は、6日の決勝で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)女子代表に4-1と勝利し、大会連覇を達成しました。なでしこジャパンOGがこの大会をラジオで振り返り、チーム、選手たちに賛辞を送りました。

ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』パーソナリティーを務める、元なでしこジャパンDF川上直子氏(左)と宮川陽香(写真:ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』黒川良彦)

 元なでしこジャパンDF川上直子氏は、北朝鮮との決勝について、「相手が北朝鮮で、男子が先に(ベスト8で)勝っているが、そのときはラフプレーが多いなどサッカー以外の部分が話題になっていた。女子選手もけがをしたくないよなと思った選手もいたかもしれないが、まずはみんながすごくしっかり戦っていた、ファイトできていたというのが、一番評価できる部分」と、チームとして全力でタフに奮闘したことを称えます。

 試合では日本が前半10分という早い時間帯に、MF中嶋淑乃選手(サンフレッチェ広島レジーナ)のゴールで先制しますが、前半38分、相手に同点ゴールを献上。その後は北朝鮮の猛攻を耐える時間が続きました。スタジアムも北朝鮮の応援が響き渡り、完全アウェイの状態でしたが、「でも、あそこ(苦しい時間帯)をみんなでよく耐えた。すごく身体を張って最後までプレーしていた」と川上氏。その粘り強さがあったからこそ、「北朝鮮がちょっと疲れてきたところで、しっかり日本が決め切れた」ことが勝利の決め手になったと話します。

 66分(後半21分)、コーナーキックから途中出場のFW大澤春花選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)のヘディングシュートで勝ち越しに成功すると、そこからの6分間で、MF谷川萌々子選手(JFAアカデミー福島)、FW千葉玲海菜選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)にもゴールが生まれた日本。一気に相手を突き放し、見事に栄冠を手にしました。

 今回のアジア大会に出場した日本女子代表は、国際Aマッチ出場にはカウントされず、「なでしこジャパン」とも名乗れない、いわばBチームでした。今夏の女子W杯に出ていたのは千葉選手のみ。それでも、今後A代表に割って入ろうかという逸材が集結すると、グループリーグでは3戦全勝、23得点無失点という圧倒的な力を見せ、決勝トーナメントでもその勢いを持続。準々決勝でフィリピン女子代表に8-1と圧勝。準決勝ではホームの中国女子代表との激闘を4-3と制し、決勝でもゴールラッシュは止まらず。日本女子サッカーのアジアでのレベルの高さを示した大会になりました。「(選手たちが)いろんな思いを抱えたなかでも、しっかり結果で表してくれたことが素晴らしい」と、川上氏は改めてチームを絶賛していました。

 アジア大会の日本女子代表では、10代の若手の活躍も目立ちました。その筆頭格が、“次代の澤穂希”との予備声高いボランチの谷川選手(18)と、決勝でも獅子奮迅の守備が光りSNSで賛辞が絶えなかったDF古賀塔子選手(17、JFAアカデミー福島)の高3コンビ。また、WEリーグでもすでに活躍中のDF小山史乃観選手(18、セレッソ大阪ヤンマーレディース)、MF天野紗選手(19、INAC神戸レオネッサ)も主軸の1人としてチームに貢献していました。

 特に普段、川上氏が現地取材などでよく見ているINAC神戸の天野選手については、「いつもの(中盤の)中央ではなく、ちょっと後ろ、ディフェンス重視のポジションだったが、すごく頑張っていた」とコメント。そのうえで、「どこのポジションであっても、私は試合に出ないでベンチにいるより、どこでもいいから、経験するという意味で試合に出ることがすごく大事。出ていろんな経験を積んで、決勝の舞台でピッチに立てたことが、彼女のなかですごく財産になる」と、川上氏はタフな舞台で実戦を積む意義を強調していました。

※ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』2023年10月9日放送回より

(写真:ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』黒川良彦)

カンピオーネ!レオネッサ!! | ラジオ関西 | 2023/10/09/月 18:30-19:00

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