「あっという間だった」 川嶋あい、最後の「820」ライブ ファンから合唱のサプライズプレゼントも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「あっという間だった」 川嶋あい、最後の「820」ライブ ファンから合唱のサプライズプレゼントも

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 今年、デビュー以来20年にわたって続けてきた8月20日の恒例ライブのラスト公演を行った川嶋あい。自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(ラジオ関西、毎月第1・2週日曜午後5時〜)で、現在の心境について語った。

番組パーソナリティー・シンガーソングライターの川嶋あい

 母の命日である8月20日に毎年行ってきたワンマンライブ。今年、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催した「Ai Kawashima20th Anniversary~820~」をもって、20年にわたって行ってきたライブの締めくくりとした。

 母を亡くした2002年、渋谷公会堂が見える場所でストリートライブをしながら、「母の命日にこんな大きな会場(渋谷公会堂)でライブができたらどんなにいいだろう」と思ったのがきっかけだったという。

 当時17歳だった初回公演のことはいまも鮮明に覚えているようで、公演直後にスタッフと交わした「ドタバタしていたけど最高の1日だった。来年もこの日にライブがやりたいね」という会話を回顧。以降、翌年の新宿厚生年金会館での公演、さらに翌年の公演と、8月20日のライブは毎年恒例となっていった。

「まさか自分の生きがいに思えるほど大事なコンサートを、『今年で最後にする』という決断をするなんて思ってもなかった」と、本音を吐露した川嶋。苦渋の決断であったことをこぼしながら、「大切に思っていたからこそ、この決断をせざるを得なかった」ともコメントした。

 5〜6年前から声帯の不調が続いていたそうで、「思うように歌えないな」「なんか苦しいな」という思いを抱えながらトレーニングを重ねてきた川嶋。しかし、それでも思うような改善が見られなかったため昨年2022年に手術に臨んだ。その際、「8月20日のライブで自分にとってのベストな声で歌えないということは、ファンの人たちだけでなくずっと応援してくれていたスタッフに対しても失礼だと思った」ことから、「これでダメだったら終わらせたい」と強く決意していたという。

 ラスト公演について、「初めてのライブのときと同じように、最初から最後まであっという間に過ぎてしまったんです」とひと言。デビュー20周年でもあることから、これまでの歴史を感じてもらえるようなセットリストになっていたという。アンコールの際には、観客全員が『12個の季節~4度目の春~』を合唱するというファンからのサプライズプレゼントも。「みんなで一緒に渋谷公会堂に泊まりたくなっちゃうくらい(うれしかった)」と笑顔をこぼした。

「8月20日のライブは、私の活動の羅針盤のようになっていた」という言葉とともに、自身のこれからについて語った川嶋。「何を目標に、活動の中心にしていくのかはまだ決められていない」としながらも、「今後また新たな作品をどこかでリリースしていけたら」と前向きなコメント。ライブについても、「長時間のライブはまだ考えられていないのですが、短いライブを披露することはあると思います」と明るく語った。

※ラジオ関西『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』2023年10月8日放送回より


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『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(パーソナリティ:川嶋あい)
【番組公式ブログ】




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明日への扉~いのちのラジオ+~ | ラジオ関西 | 2023/10/08/日 17:00-17:30

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