猫たちのために行動した姉やんさんに、1300件を超えるコメントが寄せられました。
「行動力と優しさに感謝しかないです」
「みんな無事に保護してくださり、本当にありがとうございます」
「親子6匹そろって丁寧に愛情を込めての保護。簡単にできることではありません。とても感動しました」
「母猫ちゃんも子猫ちゃんも素敵な里親さんが見つかりますように」
預かりボランティアや保護猫の活動をしている姉やんさんに、話を聞きました。
ーー保護した6匹の猫たちのその後について教えてください。
「うちでケアをした後、子猫5匹は譲渡会で里親さんを募集しました。4匹はすでに新しい家族のもとで生活しています。残りの1匹も、引き続き譲渡会で里親さん募集を続けていきます。母猫についても、ようやく体調が回復してきたため、近々譲渡会で里親さんを募集する予定です」
ーー旅行から戻り、再度旅先を尋ねて6匹を保護されるまでのお気持ちを聞かせてください。
「『とにかく早く何とかしないと!』という気持ちが強かったです。母猫が子猫を引越しさせてしまうと保護が難しくなるので、なるべく早く保護に行きたいと思っていました。そして、『そこから動かないでね!』と祈りながら保護に向かいました」
ーー普段の保護活動について教えてください。
「普段は猫の保護活動と、預かりボランティアをしています。保護活動では、ケガをした猫や子猫、車通りが多いなどの周辺環境が厳しい子を優先的に保護しています。預かりボランティアは、新たな家族へ譲渡するまで預かって世話をする活動です。里親希望者が決まった際には、トライアルから正式譲渡まで、里親さんとのやりとりも行います。
頭数が多いと、私一人では預かることができないので、譲渡会で知り合った個人で預かりボランティアをしている方に協力をお願いする場合もあります。譲渡会に何度か参加していくうちに横のつながりができてきて、最近は活動しやすくなってきました。
最近までは知り合いもおらず、たった一人で保護から譲渡まで行っていたので、気持ち的にも金銭的にもとても辛かったです。保護活動には横のつながりが大切だと気付かされました」
ーー猫の保護活動を始められたきっかけはありますか?
「現在飼っている元野良猫のナラちゃんを拾ってから猫が好きになり、怪我をしたり、厳しい環境で生活していたりする猫を見かけると放っておけず、保護するようになりました。
預かった猫とのお別れはつらいですが、大変な状況で暮らしている猫がたくさんいると知り、1匹でも多くの猫に幸せになってもらいたいという思いでこの活動をしています」