10月9日から15日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所平均で3.76人でした。5.31人だった前の週よりおよそ3割減り、5週連続で減少しました。これは19日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関199か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて749人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=2.25人、芦屋=0.33人、伊丹=3.25人、宝塚=5.89人、加古川=5.64人、加東=3.23人、龍野=4.75人、赤穂=6.50人、中播磨=32.00人、豊岡=4.13人、朝来=11.00人、丹波=2.67人、洲本=2.25人、姫路=5.16人、尼崎=2.07人、西宮=1.43人、明石=3.36人となっています。
年代別では、0歳=0.14人、1-4歳=0.31人、5-9歳=0.41人、10-19歳=0.75人、20-29歳=0.24人、30-39歳=0.37人、40-49歳=0.35人、50-59歳=0.41人、60-69歳=0.24人、70-79歳=0.26人、80歳以上=0.29人です。一方、インフルエンザ感染者は県全体で前の週より増えて1か所平均 11.96人となり、注意報レベル(10人以上)です。県内に17ある保健所のうち、福崎と朝来で警報レベルの30人を超え、神戸、姫路、加古川、加東、豊岡で注意報レベルを超えています。ここ5週間では、15 歳未満の子どものインフルエンザ感染が全体の73%を占めています。