女子バレー・ヴィクトリーナ姫路、新ユニフォームで決意表明 V2女子いよいよ開幕へ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

女子バレー・ヴィクトリーナ姫路、新ユニフォームで決意表明 V2女子いよいよ開幕へ

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 バレーボール・Vリーグの2023-24シーズンはこの10月から男女ともVリーグ1部(V1)が先に開幕しましたが、Vリーグ女子2部(V2女子)は28日からスタート。その初陣を前に、V2女子のヴィクトリーナ姫路が壮行会を行い、今シーズンから着用する新ユニフォームをお披露目しました。

 10月17日に地元の姫路市内で開催された壮行会では、ヴィクトリーナのメンバーが、チームカラーであるピンクに白という2色で構成されたシンプルなデザインの新ユニフォームを着て勢ぞろい。宮部藍梨選手や新加入の井上愛里沙選手といった先のワールドカップバレーでも活躍した日本代表勢をはじめ、同じくニューカマーの柴田真果選手や小林エンジェリーナ優姫選手といった代表経験のある即戦力、そして、新キャプテンの松本愛希穂選手ら期待の面々が登場し、シーズン開幕へ気持ちを新たにしていました。

【写真①】ヴィクトリーナ姫路 選手陣
ヴィクトリーナ姫路の選手たち(写真:ラジオ関西『竹下佳江のいいな117ヴィクトリーナ』)

 チーム再生を託された新指揮官、元オランダ女子代表監督のアヴィタル・セリンジャー氏は「皆さまの願いが叶うよう、スタッフも含め、全力を尽くしています。全試合、勝ちます!」と力強く決意表明。会場を大いに盛り上げました。

【写真②】左:アヴィタル・セリンジャー監督 右:通訳の阿部美奈子さん
新シーズンへの決意を述べた、ヴィクトリーナ姫路のアヴィタル・セリンジャー監督(写真:ラジオ関西『竹下佳江のいいな117ヴィクトリーナ』)

 昨シーズンはV1女子で最下位に終わり、V1・V2入れ替え戦でも敗れたことで、今シーズンはV2から出直しを図るヴィクトリーナ。

 クラブを運営する株式会社姫路ヴィクトリーナの中野泰三郎代表取締役会長は、壮行会に集まった関係者や支援者らを前にした挨拶で、「新しく就任したアヴィタル監督のもと、選手陣は今までよりもさらにバレーに打ち込んでいます。当たり前のことを当たり前にちゃんとする、ということは意外と難しいことです。選手も監督もスタッフも、関係者はみんな必死に取り組んでいます。今一度、V1に返り咲く、全力のバレーボールをお届けしますので、ご声援をお願いいたします」と、V2からの立て直しを誓っていました。

 来シーズンからは現行のVリーグの上に「S-Vリーグ」が新設されることが決まったなか、ヴィクトリーナは今年6月、その新リーグへの参入を正式に表明しています。それでも、実力でトップカテゴリーに向かうべく、今シーズンのV2女子で頂点に立ちたいところです。

 そのV2女子での大事な開幕シリーズで、ヴィクトリーナは10月28日(土)と29日(日)に、兵庫県たつの市で行われるホームゲームに臨みます。たつの市立龍野体育館で、28日に大野石油広島オイラーズと、29日にリガーレ仙台と、それぞれ対戦。ともに試合開始は午後2時からの予定です。

 なお、2023-24シーズンのV2女子では、ヴィクトリーナを含む10チームによる2回戦総当たりの「V・レギュラーラウンド」が行われ、その上位3チームが「V・ファイナルステージ」に進み、頂点を競います。V1女子への昇格をかけた「V・チャレンジマッチ」は、2024-25シーズンからの新大会方式移行のため今シーズンは実施されません。

(※ラジオ関西『竹下佳江のいいな117ヴィクトリーナ』より)

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