防災のために水位を下げるといっても、農業用水が足りなくなってしまっては元も子もありません。農業用水と防災、両方のバランスがしっかりと取れる範囲の調整が必要になります。
阿弥陀地区では、高砂市と水利組合がお互いに協力することでバランスを保ち、役割の両立を目指しているのだそう。増田会長は「これらの協力体制、ため池による防災のおかげで洪水被害が抑えられているのを実感しています」と話しました。
(取材・文=西真莉恵)
【お詫びと訂正】
画像キャプションに誤りがありました。
下記のように訂正いたしますとともに、読者の皆様、関係各位にお詫び申し上げます。
誤:稲美町
正:高砂市