進化しすぎた「AI」に世界はどんな判断を下す? ヒトとロボットの間に生まれた“絆”とは | ラジトピ ラジオ関西トピックス

進化しすぎた「AI」に世界はどんな判断を下す? ヒトとロボットの間に生まれた“絆”とは

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 今作のプロデューサー、ジム・スペンサーによると、エドワーズ監督と渡辺は“相手の考えていることを即座に分かり合える仲”だそうです。エドワーズ監督は渡辺について「彼はとにかく卓越した能力を持っていて、その見た目や表情だけで実にたくさんのことを伝えることができます。ケンが国際的な映画の世界で大成している理由のひとつはそこにあるのではないでしょうか。言葉に頼ることなく演じられるからです」と話していて、信頼しているのがよく分かります。

 エドワーズ監督は親日家として知られていて、公開前に来日したときのステージで「日本の映画やアニメなどがこの映画のインスピレーションの元になっていて、この映画に出てくるロボット等に影響を与えているんだ。この映画は日本へのラブレターの様な映画になっているよ」と明かしました。日本では渋谷・新宿などでロケが行われています。

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 今年、Chat(チャット)GPTなどの会話型AIが相次いで公開され、世界中で議論を起こしました。外国語を瞬間的に翻訳するアプリやスマホに搭載された音声アシスタント、AIスピーカーなど日頃の生活で使う人工知能の技術は進化を続けています。この映画は、身近になったAIが人類の想像を超えるほど進化してしまったら、AIと人間との関わりはどうなるのかを描いています。

 アメリカのバイデン政権は先月30日、AI開発には政府の安全性テストを受けることを義務づける大統領令を出しました。ヨーロッパ議会は今年6月、リスクに応じてAIへ規制を設ける法案に生成AIを加えています。映画『ザ・クリエイター/創造者』は全国の劇場で公開中です。(SJ)

ポスター

【予告映像】

◇映画『ザ・クリエイター/創造者』(原題:The Creator)
※上映日程は、作品の公式サイト・劇場情報でご確認ください。

出演:
ジョン・デヴィッド・ワシントン 渡辺謙 ジェンマ・チャン アリソン・ジャネイ マデリン・ユナ・ヴォイルズ

監督・脚本:ギャレス・エドワーズ

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2023 20th Century Studios

公式サイト

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