神戸市東灘区では、秋の恒例イベント「神戸ひがしなだスイーツめぐり2023」が、11月23日(木・祝)まで開催されています。
2011年に始まり、今回で12年目を迎える「神戸ひがしなだスイーツめぐり」。住吉や御影、六甲アイランド周辺など、東灘区内のスイーツ店が40店舗以上参加し、限定スイーツなども登場しています。
そもそもなぜ東灘区内には、こんなにも多くのスイーツ店が存在するのでしょうか? 神戸市東灘区役所に勤める山本竜太さんによると、「東灘区にもともと存在していた伝統的な和菓子文化に加え、神戸開港による西洋文化の流入から洋菓子文化も発展してきた」とのこと。さらに、「明治末期から昭和初期にかけて“阪神間モダニズム”と呼ばれる文化が誕生し、邸宅街であった東灘に洋菓子店が集まるようになりました」と説明しました。
同イベントではスイーツが楽しめるだけでなく、デジタルスタンプラリーも開催されています。店舗に設置されているステッカーのQRコードを読み込んで、スタンプを集めることで参加が可能。集めたスタンプの数に応じて、フェリーの往復券やホテルのペアランチ券などのプレゼントが当たる抽選に申し込むことができます。応募方法やプレゼントの詳しい内容は、公式ホームページより確認可能です。
スイーツ店の近くには、バラの名所「本山街園のバラ園」や1200年近くの歴史がある「弓弦羽神社」など、たさまざまな立ち寄りスポットも。公式ホームページからダウンロード可能なパンフレットで多数紹介されています。
ほかに、和菓子店「常盤堂」(御影)と地元の大学生によるコラボスイーツも登場しており、町全体が一体となって盛り上げるイベントとなっています。山本さんは「イベントに参加していただいて、東灘のスイーツと地域の魅力を味わってください」と呼びかけました。
※ラジオ関西『サンデー神戸』2023年10月29日放送回より
【神戸ひがしなだスイーツめぐり2023】
◇『サンデー神戸』
【番組HP】
【アーカイブ記事】