日本サッカー協会は8日、16日と21日に行われる「FIFAワールドカップ2026アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選」に臨むサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)メンバー26人を発表しました。今シーズンのJ1リーグ戦で首位に立つヴィッセル神戸からは、GK前川黛也選手が、前回の代表戦に引き続き選ばれました。
前川選手はクラブを通じて、「前回選出された際は、途中離脱をしてしまい不完全燃焼でしたが、今回こそは目標でもある試合出場を目指して頑張ってきます。プロになって試合に出られていないころから応援を続けてくれている方々がいたからこそ、こういった舞台に臨むことができますし、謙虚さを忘れず、日本代表の誇りと責任を持って戦ってきたいと思います」と意気込みを述べています。
森保監督は記者会見で、前川選手の再招集について問われた際、「黛也は前回けがで途中離脱したところは残念だったが、所属チームに帰ってからも休まずに、相当痛みがあるなかでも頑張って試合に出続けていいパフォーマンスをしてくれているところを評価した」とコメントしていました。
また、前川選手をはじめとするGKの3選手の顔ぶれについて、代表経験の浅さを指摘されたときには「経験値がすごく浅い、経験豊富だとはいえない3人だと思うが、それぞれ所属クラブでいいパフォーマンスをしているからこそ代表に選ばれていると思うので、普段やっていることをしっかり出してもらえれば、自然とチームの戦力になり、チームが勝つために存在感を発揮してくれるメンバーだと思っている。最初から経験豊富なベテランにはなれないし、彼らは伸びしろがたくさんあると思うので、アジアの厳しい戦いを経験しながら、よりたくましく成長してもらえれば」と、指揮官は期待を寄せていました。
日本代表は11月16日(木)午後7時からミャンマー代表と大阪・パナソニックスタジアム吹田で、11月21日(火)日本時間午後11時45分からシリア代表とサウジアラビア・ジッダのPrince Abdullah AlFaisal Stadiumで、それぞれ対戦します。