翼に降り注ぐ、たくさんの星たち…阪急・梅田コンコース 恒例X’masイルミネーション | ラジトピ ラジオ関西トピックス

翼に降り注ぐ、たくさんの星たち…阪急・梅田コンコース 恒例X’masイルミネーション

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 大阪梅田ツインタワーズ・ノース1階コンコース(大阪市北区)で、恒例のクリスマスイルミネーションが始まった。12月25日まで。点灯時間は10時~24時。

12シーズン目を迎えた阪急・梅田コンコース 冬のイルミネーション<2023年11月22日 16時03分撮影>

 イルミネーションは2012年に始まり、12シーズン目。

 今年(2023年)のコンセプトは「Cosmic Feather ~祈りの翼~」。

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 大切な人と過ごしたい、大切な人に想いを伝えたい、というクリスマスに込めた願いが、羽根となり空に舞いあがり、光輝く大きな翼へと変わる様子をイメージした。

 翼は、希望の光を降り注ぎながら、人々の祈りや願いを込めて上空へ羽ばたき、クリスマスの夜空に星が降り注ぐような空間に演出した。

 オブジェを演出するのは、武蔵野美術大学特任准教授・小松宏誠氏。光を反射させる軽量モビールなどによる、軽さ・動き・光を組み合わせた浮遊や鳥を感じさせるアートを得意とする。

 その技法と表現力、独創性を活かしながら、自身最大級のアートオブジェ「祈りの翼」に今回挑戦した。

 小松氏は「コンコースを行き来する方々に喜んで頂けるような、美しく煌めく巨大なオブジェを目指し、今回はその第一歩としたい」と抱負を語る。

 この場所は、かつて阪急・梅田駅のホームだった。阪急うめだ本店前のコンコースは南北コンコースと東西コンコースからなり、特に南北コンコースは、阪急電鉄開業時から、梅田駅を現在の場所に移設する1973(昭和48)年までの期間、駅のホームや改札として使われていた。

 あれから50年。すっかり様変わりし、当時を知る人は少なくなりつつある。

 大幅にリニューアルしたのは2012(平成24)年。「クラシック」「モダン」「エレガント」が融合する世界観をコンセプトに、より機能性を重視した。地下道を含め、梅田から東西南北へのアクセスは向上した。

 コンコースの天井の高さは9m、通路の幅が16.5mという大きな空間は、梅田の一風景として必ず思い浮かぶ。ここから阪急・大阪梅田駅に向かう通路に名物・水平型エレベーター「動く歩道(ムービングウォーク)」がある。

阪急うめだ本店エントランスも華やかに
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