11月13日から19日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所平均で1.61人でした。1.73人だった前の週より減り、10週連続で減少しています。これは24日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関198か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて319人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=1.06人、芦屋=1.33人、伊丹=0.75人、宝塚=3.89人、加古川=1.79人、加東=1.46人、龍野=1.38人、赤穂=1.83人、中播磨=7.50人、豊岡=1.13人、朝来=2.00人、丹波=8.40人、洲本=2.13人、姫路=1.32人、尼崎=1.13人、西宮=0.71人、明石=1.18人となっています。
年代別では、0歳=0.05人、1-4歳=0.15人、5-9歳=0.19人、10-19歳=0.20人、20-29歳=0.10人、30-39歳=0.12人、40-49歳=0.12人、50-59歳=0.19人、60-69歳=0.14人、70-79歳=0.13人、80歳以上=0.23人です。80歳以上の割合が14%で最も高く、次いで10-19歳が13%、5-9歳と50-59歳がそれぞれ12%です。一方、インフルエンザの感染者は前の週から横ばいで、1か所平均17.69人となりました。県内に17ある保健所のうち、姫路・明石・加古川・龍野・赤穂・中播磨・豊岡・朝来が警報レベルで、神戸・尼崎・伊丹・宝塚・加東・洲本が注意報レベルです。ここ5週間では、15歳未満の子どものインフルエンザ感染が全体の76%を占めています。兵庫県感染症対策課は「インフルエンザの流行は続いている」として、「感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めに診察を受けることが重要」と呼びかけています。