一方、アリ派によると「たまにサービスしてもらえてありがたい」というのが理由だという。
とあるリスナーによると、高校の学園祭準備をしていた時期、放課後に毎日通っていた喫茶店があったそう。お金がなかったためカレー1つを3人で分けようとスプーンを3つお願いしたところ、出てきたのは3人前ほどにもなる大盛りのカレー。思いがけない気づかいに、感動しきりだったという。
ほかのアリ派のリスナーは、「覚えられているのは悪い意味の場合もあると思うので、態度には気をつける必要がある」と注意を促していた。
実際にそのリスナーがアルバイトしている某バーガーチェーン店では、少しでも冷めたバーガーを提供するとすぐにキレるような人たちが覚えられているのだとか。
全体の意見を集計すると、よく行く店で常連扱いされるのがアリ派は71.4%、ナシ派は28.6%となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2023年11月22日放送回より