SNS総フォロワー数32万人越え　シンガーソングライターかわにしなつき　最新EPに込めた思い

2023/11/28

――8日（水）にリリースされた最新EP『マジックアワーにとけて』には、どのような思いが込められているのですか？

【かわにし】　朝焼けや夕焼けの時間帯を指す「マジックアワー」って、ほんと一瞬じゃないですか。その一瞬の空がすごく大好きで。それ（景色）を見て、ふわあっと溶けていくような、夕焼けに吸い込まれていくような感覚を誰しも経験したことがあるんじゃないかと思うんですけど、「その瞬間を見てほしい」「その一瞬を大切にしてほしい」という気持ちでタイトルにしました。

――同作品には、8月に配信リリースされた『笑っていようよ』、『トーキョー』に加え、10月に先行配信された『太陽とキミ』を含む5曲が収録されています。今年4月に東京へと拠点を移されたとのことですが、『トーキョー』は上京後に作られた楽曲なのでしょうか？

【かわにし】　そうなんです。東京に行って1番最初に作った曲です。

――歌詞に店名や固有名詞が出てきて、飾っていないというか、かわにしさんの等身大の楽曲だなというイメージを受けました。

【かわにし】　そうですね。私の心境をそのまま曲にしたので、「私」の曲ですね。これを聴いていただけたら、「上京したかわにしなつきはこんなことを感じていたんだな」と感じてもらえると思います。

――歌詞のなかに「1人で夢を抱えこの足でたどり着いた」とありますが、ご自身はどのような夢を抱えて上京したのでしょうか？

【かわにし】　1番大きく思っているのは、「武道館に立ちたいな」ということですね。私はいま21歳なんですけどこれは20歳のときに決めた目標で、24歳までに武道館に立ちたいと思っています。大きな夢なんですけど、口に出して自分に言い聞かせているところもありますし周りの人に聞いていただきたい目標でもあるので、はっきり言っていきます！