関西学院大のJクラブ加入内定5選手が意気込み パリ五輪世代がルーキーイヤーからの活躍誓う | ラジトピ ラジオ関西トピックス

関西学院大のJクラブ加入内定5選手が意気込み パリ五輪世代がルーキーイヤーからの活躍誓う

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 今年のJリーグは12月3日のJ1最終節でシーズンは幕を閉じますが、一方で、来シーズンへ向けた動きもすでに始まっています。その1つが新戦力の発表です。このたび、Jリーグクラブへの加入が内定した関西学院大学サッカー部5選手の記者会見が、11月27日、同大学の西宮上ケ原キャンパスで行われ、各選手がプロ入りへの意気込みを述べました。

 Jクラブ加入が内定しているのは、いずれも4年生のMF倍井謙(ますい・けん)選手(→J1・名古屋グランパス)、MF美藤倫(みとう・りん)選手(→J1・ガンバ大阪)、DF濃野公⼈(のうの・きみと)選手(→J1・鹿島アントラーズ)、MF⻑尾優⽃(ながお・ゆうと)選手→(J2・水戸ホーリーホック)、FW望⽉想空(もちづき・そら)選手(→J3・FC大阪)です。創部105周年を迎える同大学サッカー部において、30周年を迎えたJリーグへ、一度に5人の選手をプロに輩出するのは、これまでで最多といいます。

写真左から、FW望⽉想空選手、MF⻑尾優⽃選手、DF濃野公⼈選手、MF美藤倫選手、MF倍井謙選手(写真提供:KGAD 関西学院大学競技スポーツ局)

 5選手はちょうどパリ五輪代表世代。「(メンバー入りに向けて)時間がないのですごく危機感がある。そこは意識して日々取り組んでいる。あのメンバーに入って五輪で日の丸を背負って戦い思いは強い」(倍井選手)、「開幕スタメン、継続して勝利に貢献することが五輪メンバー入りへ重要。ひたむきに泥臭くやっていきたい」(美藤選手)など、ルーキーイヤーからの活躍を誓っていました。そして、大学を経由していまや世界の舞台で奮闘する日本代表FW三笘薫選手の名前などもあげて、大学で培った経験をいかしたい思いも明かしていました。

 関学大の高橋宏次郎監督は「入学当初、特別に能力が高かったわけではないが、4年間努力を地道に積み重ね、将来を自分の手で切り開いていった、たくましい選手たち」と、プロ入りを勝ちとった5選手を称えていました。

 関学大は、今シーズンの関西学生リーグで3位。12月に行われる全日本サッカー選手権大会(インカレ)の出場権を得ています。内定5選手にとっては、これが大学生活最後の舞台。12月7日に行われる1回戦では、北海道教育大学岩見沢校と千葉県浦安市のブリオベッカ浦安競技場で対戦します。Jへ旅立つ彼らの雄姿にも注目が集まります。

(写真提供:KGAD 関西学院大学競技スポーツ局)

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