宝塚歌劇団は5日、東京宝塚劇場(東京・有楽町)での宙組公演について、12月24日・千秋楽までの全日程で休演すると発表した。
宙組所属の劇団員(25)が9月30日に転落死し、10月1日から宝塚大劇場で上演予定の全日程を取りやめ、東京宝塚劇場公演でも開幕予定だった11月25日~12月14日まで休演としていた。
12月15日以降についても休演となり、歌劇団はホームページで「お客さまには大変ご迷惑をおかけすることになりましたこと、心よりおわび申し上げますとともに、なにとぞ理解賜りますようお願い申し上げます」とコメントした。
宝塚歌劇団では、劇団員の転落死問題が起きた背景や企業風土の改革を進めるため、劇団員や関係者約400人からのヒアリング調査が続く。こうしたことから、公演に向けた準備が整っていないとしている。