キャストは他に、ウンパルンパがヒュー・グラント、ウォンカの母親役がサリー・ホーキンス、ホテルの女主人がオリビア・コールマン。教会の神父にローワン・アトキンソンが扮しています。プロデューサーは『ハリー・ポッター』シリーズのデイビッド・ヘイマンで、『パディントン』シリーズのポール・キングが監督・脚本を手がけています。
シャラメは『君の名前で僕を呼んで』(2017年)でブレイクし、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年)でより広く知られるようになりました。今作で、パープルのジャケットに茶色のハットでスタイリッシュに決めています。ファッション業界からも注目されていて、シャラメは今年5月、ハリウッド俳優で初めてシャネルのBLUE DE CHANEL(ブルー ドゥ シャネル)のアンバサダーに就任しました。また、イギリスのファッション雑誌VOGUE(ヴォーグ)で男性として初めて表紙を飾り、アメリカのニュース雑誌TIMEでは次世代のリーダーとして表紙に取り上げられました。
先月、東京・六本木で行われた公開記念イベントでシャラメは喜びと興奮を抑えられなかったそうです。今作のテーマは夢を叶えることです。シャラメは「19歳の時にプライベートで日本に来たことがありますが、その時は何をしたらいいのか分からなかったので(笑)。今回は本当に夢が叶いました! 日本は素晴らしい! 大好きです」と呼びかけました。今作でのシャラメは、これまで出演してきた映画とは違った魅力を発揮しています。ミュージカルファンタジーとして弾ける笑顔で歌って踊る表情豊かな姿を披露しました。
公式サイトのインタビューで、歌とダンスについて想像を超える反復練習をしたことを明かしています。
「もうとにかくトレーニング、たくさん歌を歌って、ボーカルトレーニングをたくさん受けたよ。とにかく、繰り返し・繰り返し・繰り返し・繰り返しトレーニング」(シャラメ)
『チャーリーとチョコレート工場』をシャラメが観たのは10歳の頃です。その新作で自身が主演するという“夢”を実現させました。
日本語版の声優は、主人公ウォンカ役がDa-iCEの花村想太、ウンパルンパ役が松平健です。
クリスマスに恋人や家族と観るのにぴったりの映画、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日(金)公開です。(SJ)
【予告映像】
【インタビュー映像】
◇映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(原題:WONKA)
※上映日程は、作品の公式サイト・劇場情報でご確認ください。
出演:
ティモシー・シャラメ ヒュー・グラント オリビア・コールマン サリー・ホーキンス ローワン・アトキンソン
監督・脚本:ポール・キング
製作:デイビッド・ヘイマン
原案:ロアルド・ダール
配給:ワーナー・ブラザース映画
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