サッカー・J1のヴィッセル神戸は14日、GK廣永遼太郎選手(33)との契約満了に伴い2024シーズンの契約を更新しないことが決まったと発表しました。
東京都西東京市出身の廣永選手は、育成組織を過ごしたFC東京でトップチームに昇格し、プロ入り。その後、ファジアーノ岡山、カターレ富山、サンフレッチェ広島でのプレーを経て、2021年からヴィッセルの一員になりました。廣永選手の通算成績はJ1リーグ戦3試合、J2リーグ戦16試合、Jリーグカップ戦5試合、天皇杯2試合の出場。
ヴィッセルでの出場機会は21年のJ1リーグ戦2試合、Jリーグカップ戦1試合にとどまりましたが、出番に恵まれないなかでも鍛錬に励み、前川黛也選手らGK陣を盛り立て続けてきました。また、ヴィッセル在籍時にリーグ戦唯一の先発となった21年J1第22節ガンバ大阪戦では、好守を続けて勝利に貢献。試合後のうれし涙は印象的なシーンでもありました。
廣永選手はクラブを通じて「このたび、ヴィッセル神戸を契約満了になりました。最後の年に優勝することができてよかったです。3年間ありがとうございました」とコメントしています。