「時代ごとに異なる“王道”を体現して、その背中で私たちの道しるべになってくれた」と語るのは、アイドルグループ・SUPER☆GiRLSの門林有羽(かどばやし・ゆう)と柏綾菜(かしわ・あやな)。ゲスト出演したラジオ番組において、12月末をもってグループを卒業するリーダー・阿部夢梨(あべ・ゆめり)への思いを明かした。
SUPER☆GiRLSは、2010年に開催されたエイベックス初の大規模アイドルオーディション「avexアイドルオーディション2010」により誕生したアイドルグループ。エイベックスが初めて立ち上げたアイドルグループとして、13年にわたって活動してきた。
1998年、大阪府出身の門林は第4期メンバーとしてグループに加入。「推してくれる人を幸せにすること」を1番の目標として、目下活躍中だ。柏は今年加入したばかりの第6期メンバー。2005年、埼玉県の出身で、「みんなが憧れるアイドルで1番になること」を目標としながら、看護師とアイドルの二刀流も目指しているという。
今年6月、6代目リーダーを務めている阿部夢梨が年内をもってグループを卒業することが発表された。第3期メンバーとして加入した阿部は、2021年のリーダー就任よりグループを牽引してきた。
2人にとって、リーダー・阿部は一体どのような存在だったのか。
「もともと夢梨さんがきっかけでグループに加入したので、ひと言でいうと、私にとって『アイドルの教科書』『憧れのアイドル像』です。ライブ中の夢梨さんはすごくキラキラしているんですけど、後ろ姿までキラキラしているんですよ。全部が輝いていて、自分もそうなりたいと思っています」(柏)
「グループの節目である4章以降、グループの“王道アイドル”を体現してきてくださった方です。“何が王道か”というのは時代によって変わると思うんですが、夢梨さんは時代に合ったそのときの“王道”を体現して、背中で私たちに見せてくれた。私たちにとっての道しるべになってくれていました」(門林)
リーダーの卒業について、「夢梨さんはグループの顔といっても過言ではないくらいに活動してくださっていたので、最初は不安が大きかった」と本音を吐露した門林。その一方で、「(リーダーが卒業するから)『これからみんなで頑張っていこうね』と、グループ間の絆も深まった」という。
グループとして、ひとつの節目を迎えるSUPER☆GiRLSは、今月20日(水)に30枚目のシングル『Heart Diamond』をリリースした。
楽曲の魅力について、柏は「メロディーが良く、メッセージ性もあるアイドルの王道ソングです。一度聴いたら耳から離れないような曲になっています」とコメント。
門林も、「既にコールが出来上がっていて、ファンの方の適応能力に驚かされています。コールで一体感を上げられるこの曲はライブでも盛り上がると思いますし、これからもっと愛されていく予感がする1曲です」と熱く語った。
※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2023年12月16日放送回より