山本由伸ら抜けたオリックス 「軸は宮城大弥」とOBも期待 妹の弥生「楽しんで投げてくれたら」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

山本由伸ら抜けたオリックス 「軸は宮城大弥」とOBも期待 妹の弥生「楽しんで投げてくれたら」

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

この記事に関するInstagramを見る

 オリックスOBの星野伸之氏と藤井康雄氏、俳優・モデルとして活躍中の宮城弥生が、ラジオ番組『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』(ラジオ関西)にゲストで登場。12月18日から3週連続出演中の放送内では、オリックス投手陣の話とともに、弥生の兄・オリックス宮城大弥投手についてのトークで盛り上がり、弥生からは家族内でのエピソードなども飛び出しました。

左から林歳彦、藤井康雄氏(手前)、田中大貴(奥)、星野伸之氏、宮城弥生(写真:ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』黒川良彦)

 パ・リーグ3連覇を達成したオリックスですが、投手4冠を3年連続達成、沢村賞に2年連続で選ばれた絶対的エース・山本由伸投手が、このたび海を渡り、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍決定。山崎福也投手(※「崎」=たつさき)もFA移籍で日本ハムに新天地を求めました。2023シーズンの投手陣を牽引した2人の穴を今後どう埋めるかは、新シーズンに向けてのオリックスの大きな課題となっています。

 そのなかで、今後のチームで「軸になるのは宮城」と述べたのは、以前から彼の投球技術を高く評価している、オリックス左腕のレジェンド・星野氏。「由伸(のような活躍)まではなかなか難しいから背負わない方がいい」と配慮したうえで、「たとえ勝ちがつかなくても『この試合は負けちゃいけない』という試合に今後出てくるはず」と、3年連続二桁勝利を達成した背番号13には大きな信頼を寄せています。藤井氏も「(宮城は)ゲームを作ってくれる選手。野手はいいリズムで守りができると、攻撃のリズムが出て得点が入る」と、テンポ良く投げるサウスポーを称えていました。

 番組内では、宮城のほかにも、パ・リーグ最優秀新人賞に選ばれた山下舜平大投手、シーズン後半から日本シリーズにかけて躍動した東晃平投手、2023シーズンにプロ初勝利を記録した小木田敦也投手、経験豊富な田嶋大樹投手や山岡泰輔投手らのさらなる活躍を願う声が。そのなかで、ネクストブレイク候補として、オリックスの戦いを追っている弥生が注目したのは、齋藤響介投手です。

 2022年ドラフト3位、岩手・盛岡中央高校を経てプロ入りしたルーキーは、9月26日の西武戦で1軍デビューし、先発4回を無失点で抑え、今後に期待を抱かせました。弥生は、「身体がめちゃくちゃ大きいわけではないが、下半身を鍛えたら球速ももっと伸びて、もっといい球を投げそう」と、オリックスの秘密兵器の台頭を楽しみにしていました。

 一方、同番組パーソナリティーで、オリックス戦実況も務めるフリーアナウンサーの田中大貴は、「番組で一緒になったとき『お兄ちゃん(宮城投手)のテイクバックの様子で調子が分かる』と、トレーナーよりトレーナーらしいことを言っていた」と、弥生の目線に驚愕したそう。

 しかし、弥生いわく、本人が不調であってもそれを兄に指摘することはないといいます。「たぶん、本人も(調子が悪いと)気付いていて、本当に調子が悪くて勝てなかったときは家に帰ってきてポロッと『俺、どうやったら勝てるんかな……』と言うんです。それでお父さんが『脇があいているからだよ』と一言の会話で終わって、そこからお兄ちゃんの調整に入って……みたいな。お父さんが一番厳しいし、よく(宮城投手のことを)見ています」と、宮城家でのひとコマも明かしていました。

 2024シーズンの開幕戦、3月29日のソフトバンクとのホームゲームでの先発も有力視される、宮城投手。「もしそうなれば、妹としてはドキドキする?」と藤井氏に聞かれた弥生は、「ドキドキはしますが、試合の流れ的に、1年の初めということもあり、勝ってほしい気持ちとともに、楽しんで投げてくれたら」と、兄をおもんぱかっていました。

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2023年12月18日、25日放送回より

宮城弥生(写真:ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』黒川良彦)
LINEで送る

としちゃん・大貴の ええやんカー!やってみよう!! | ラジオ関西 | 2023/12/25/月 19:30-20:00

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

関連記事